医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第662回
やる気がない

やる気がない、やれないと思う時、
どこの脳に問題があるのだろうか?
別な事、別な時ではスムーズにできることでも、
できない状態がある。
全く同じ事を、同じようにするとできない時がある。
なぜ?どうして、と思う時、
いったいそれは脳のどこに問題があるのだろうか、
それを良くすることはできるのだろうか。

これも脳を治療して、
徹底して問題がない状態になっているのに、
そういう事が起きた時に脳を徹底して調べて、
その脳を治療したらどうなったかということからわかったのです。
或る事に集中できない。
それに集中しようとすると、色々な考えが脳裏を横切り、
どうしても集中できない、
さりとて、別な事をするような状況にない。
そういう時の状況になった時の自分の写真をとっておくか、
またはその状況を思い出してもらい写真をとって、
その時の脳の状態を調べていくのです。

大脳皮質とか小脳とか視床とかの血糖値には問題がないのです。
血糖値が低下しているのは、
左右の扁桃体、左右の被殻、左右の淡蒼球、
左右の黒質だったのです。
それではその血糖値の低下を
非常に良い状態の脳の血糖値にする漢方薬を見つけ、
それを服用してもらうとどうなるか。
服用して直後に低下している部位の血糖値を調べると
非常にいい状態に上昇していました。
その結果はどうだったかというと、
集中力もつき
仕事などもスムーズにできるようになっていたのです。
そして集中することも
持続することができるようになっていたのです。

話はかわりますが、
脳トレのことが色々と話題になって
テレビや新聞などに様々なことが出ていますが、
どう見ても確かに効果はあるのでしょうが、
やっている当人とか発案した人の脳が
どうももっと脳トレした方がいいのではないか
と思ってしまうことがあるのです。
脳は治療しないと本当には良くなっていかないというのが
私の考えです。

単純に筋肉の衰えという時、
それをトレーニングすれば筋肉はついてきます。
しかし、筋肉に細菌やウイルスが潜伏感染している時、
トレーニングしすぎると筋肉を痛めてしまうこともあるのです。
やはり、細菌やウイルスを治療してから
筋肉トレーニングをした方がいいのは
誰でも考えることだと思うのですが、
そう考えない人もいるようです。
脳も細菌やウイルスの潜伏感染が
脳の衰えを作っている事が多いという事実が
あまり考慮されていないように思うのです。
そして、それを治療するという方法がある事に
大多数気付いていないようなのです。


←前回記事へ

2008年4月25日(金)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ