医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第660回
食べ物が病気を左右する

どう考えても人間にも
チョウチョウのように食草というものがあるようなのです。
それでないと食べないもの。
それを広く考えると、
食べてはいけない物というものが個人差はありますが、
あるようなのです。

何を食べてもいいような人もいます。
あまり食べるものがない人もいます。
個人差があり、
この食べ物が絶対にいいというものはないのです。
そして、治療していく過程において、
食べてものいいものが広がっていきます。
しかし、どうしてもこれ以上は無理という人もいるのです。
そして、どちらかと言えば
食べない方がいいものというものもあるのです。

食というものは、
非常にこだわる人とそうこだわらない人といます。
それを食べないと死んでしまうと一途に思う人もいるのですから、
そう思わない人にとってはどうして?
とはてなマークがつくほど不思議なのです。
色々な病気というのは、
良い時と悪い時と波のあることが多い病気もあります。
そういう時、食べ物が左右しているという考えも
持って欲しいと思います。

季節にもよるし、
一日のうちで朝がだめとか、夕方がだめとか、
夜がだめとかあります。
この時間帯なら割合にいいとか。
時間の変動に左右されるということもあります。
それと同じぐらい食べ物は大事なのです。
漠然と食べ物を食べているのでなく、
食べ物は体調を左右しているという考えを
常に持って欲しいと思います。
常に神経質になれというのではありません。
そういう習慣をつけておくと、
病気を悪化させる原因に
意外にも日常食べているものが悪さをしている事があるのです。
時々自分の体調を振り返って、
体調のいい時は何を食べたか、体調の悪い時は何を食べたか、
これを振り返ってみることです。
こういう事をしなくてもいい人というのは、幸せな人です。

乳製品が合わない人もいます。
精神的な病気には乳製品が非常に悪さしている場合もあるのです。
米と大豆、これも日本人だと良く食べるものですが
これが病気を悪化させている場合もあります。
なぜ何度も同じような事を繰り返し言うのか、と言いますと、
そういう場合が結構多いからです。
食べ物は沢山の種類があります。

まず、嫌いなものは食べないようにする事です。
まずいものも食べないようにすることです。
これぐらい害になっていることはないのですから。
健康にいいからといって、
まずいものを我慢して食べるというのは、病気のもとです。


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2008年4月21日(月)

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