医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第651回
睡眠モードになると脳はどうなってるのかな?

眠くて眠くてしょうがない。
さあ寝ようかという時の脳というのは
どのようになっているのかな?と思いませんか。

前回のランランモードとは打って変わって、
脳の血糖値が110mgになっているのです。
億mgからただのmgになっているという驚きがあります。
ピンク色の部分は110mgです。

図1
図2

図1,図2は大脳外側面です。
全体がピンク色です。
脳が働かない状態、お休みモードです。
これが日中にあると、
いつも眠い顔、とろんとした顔をしています。

図3
図4

図3,図4は大脳内側面です。
この部分でも一部をのぞき、ピンク色です。
緑の部分は多能性幹細胞をコントロールする所で、
ここの血糖値は150億mgで睡眠モードでも良く働いているのです。
色々な所の臓器、皮膚などの修復を
寝ている間に行っているのです。
自然な形の眠りというのは、皮膚にも非常にいいのです。
皮膚をなんとかするというのも効果がありますが、
自然な眠りが一番皮膚の老化を防ぐのです。

図5

図5は脳底部です。
ここも一部を除き、ピンク色です。
緑の部分は免疫を司る所ですから、
寝ている間に良く病気は治るということを示しています。
自然な形の睡眠が大切なことがよくわかると思います。

図6

図6は小脳です。ここも睡眠モードですね。
眠いときは脳もお休みの状態になっているのです。
しかも、しっかりと眠っていても
せっせっと身体を修復しているのです。
ありがたいものです。


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2008年3月31日(月)

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