医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第648回
苦手のものを克服するには・・・

苦手なものを克服するには、
それがどういう種類のものであっても、
まず脳を治さないといけないのです。
脳が平常時に非常に良く働くような状態に治療しておき、
その後苦手な仕事や勉強などをする時に起こる
脳の血糖値の低下する部位を、低下しないように治療するのです。

図1

図1は左大脳皮質の外側面です。
ピンク色の部分が低血糖値で働きが低下している部分です。
平常の時は非常によく働いているのです。
しかし、苦手なことなどをする時に血糖値が低下するのです。
相撲でも誰が見ても力はそれ以上なのに、
苦手な人には力が入らないというのは、
これらの部分と脳の運動野などの低血糖を起こしているのです。

図2

図2は右大脳皮質の外側面です。
これから左右の前頭葉の働きが低下していて
集中力が欠けているし、左の脳の記憶の部分も低下しています。
また、右の脳の空間認識の部位の働きも低下しているので、
やっている事が具体的なイメージをもてず、
記憶もあいまいな状態で
ぼんやりして仕事をしていることになります。
そして仕事でも勉強でも非常に効率が悪くなり、
時間ばかり浪費してしまうのです。

図3
図4

図3は左大脳皮質内側面、
図4は右大脳皮質内側面です。
これを見ると脳の中で、
名前とイメージの一致ができない状態があり、
何をしているのか、自分でもよくわからず仕事、
あるいは勉強などをしているのです。
脳底部は低血糖の部位はなく、よく働いています。

図5

図5は脳底部は低血糖の部位はなく、よく働いています。

図6

図6は小脳ですが、小脳にも働きが悪いところがあり、
身体の動きがぎこちなくなっているのです。
柔道でも相撲、その他のスポーツでも
このような状態が起こっている事を考えれば
勝てるわけないということがよくわかると思います。
練習や努力は大切ですが、それを能率良くする為には、
脳を治さないといけないということがよくわかると思います。

その他に左海馬、左右淡蒼球などの血糖値も低下しているのです。
こういう状態を見て、
血糖値を良い状態に持っていく漢方薬を服用すると、
この働きの悪い低血糖状態が即座に改善されていくのです。
それを続ける事で更に良くなるのです。
物分かりの良くない人、勉強や仕事の能率が悪い人は、
こういう脳の低血糖状態が起きているのです。
なんともったいない事をしているか、
本来の能力を発揮していないで人生を送っているのですから。


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2008年3月24日(月)

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