第642回
鼻の下は変わることもある
作家の人は鼻の下が腎臓に対応している人が多いのです。
新潮社から出ている、
新潮日本文学アルバムの一冊、
芹沢光治良について鼻の下を調べてみました。
芹沢光治良は私が大学1年の時に、
当時著者が出版していた本をほとんど読んで、
感動した経験があります。
その後出版されたものも読んでいました。
アルバムの写真の最初の頃のものは、
小学校の卒業記念の写真です。
そこに写っている光治良の鼻の下は、左右とも胃です。
光治良以外の人達は全員左右とも大腸です。
沼津中学校卒業の時の写真でも左右とも胃です。
同級生も胃でした。
その次は一高2年生の時の写真でも左右とも胃です。
東京帝国大学時代の写真でも鼻の下の左右は胃です。
大正14年の結婚式の時の写真では左右胃ですが、
腎臓の反応が少しあります。
フランスへ旅立つ時も左右とも胃でした。
同じ大正14年の時の写真ですが、
パリ社交界に出たときの写真では
鼻の下が胃から腎臓に変化しているのです。
昭和3年の頃の写真は鼻の下が腎臓です。
昭和4年フランスから帰国した時の写真では、
鼻の下が今度は左右とも胃に変わっていたのです。
昭和5年ブルジョアで入賞した時の鼻の下は
左右とも腎臓になっていました。
昭和6年以降は鼻の下が左右とも腎臓です。
昭和10年も昭和11年も、昭和13年も、同じく腎臓です。
以後昭和30年も腎臓、昭和40年も腎臓です。
昭和55年も腎臓ですが、
心臓の反応も少しでてくるようになったのです。
昭和61年の鼻の下は腎臓と前立腺の反応が少しでています。
昭和62年の写真は鼻の下には、腎臓の反応がなくなり、
前立腺の反応と胸腺の反応がでています。
平成5年3月27日に亡くなっています。
このように鼻の下が変わっていく人もいるのです。
鼻の下が心臓に変わる時間が長くなると、
長生きするようになっているようなのです。
心臓に変わる時間が何かに夢中になり、
ストレスを感じない時間だとすると、
なんとなく明るさが見えてくるような気がするのです。
夢中になっても心臓に変わらない人ももちろんいるでしょう。
漢方薬でも変化するのかな?と思うし、
どういうふうにしたら変化するかという事も考えています。
|