第635回
現代の改革者はいるのかな?
翻って現代のサブプライムローンに端を発した状況を
乗り越えるようなかじ取りをする人がいるのでしょうか。
今回のG7に集まった各国の蔵相や中央銀行総裁たちは
アメリカの財務長官と額賀財務大臣の二人は鼻の下が副甲状腺で、
全くの政治家タイプです。
この二人にいいアイデアを期待することは無理です。
そのほかの人たちは皆鼻の下が両方とも大腸に対応しています。
大腸に対応する人たちは、
答えのあるものには優秀な答えをだしますが、
解答のない問題には苦手なようです。
学校秀才タイプです。
今日と同じ明日があるのを好む人たちです。
大腸の人は平時にはいいのですが、
乱世には全く歯が立たないのです。
戦前の井上準之助のようなタイプにつながります。
今のG7だとまあ万に一つもうまくいかないと思います。
お手上げ状態です。
家康も笑っているでしょう。
前のFRBの議長のアラン・グリーンスパンさんは、
鼻の下が胃と心臓に対応しています。
胃に対応している人は大腸に対応している人にくらべ
脳の切れが違います。
その差は同じように見えても全然違うのです。
たとえば
学校の成績が大腸に対応する人と胃に対応する人と同じだとすると、
戦闘機と旅客機の違いぐらい違います。
旅客機は宙返りや自由自在に方向転換できないようになっています。
まっすぐ飛ぶのにはいいのですが。
選挙というのは、
水商売みたいなもので、愛想のいい人が受けるようです。
それに惑わされない人も多いのでしょうが、
それは多勢に無勢です。
デザイナー的素質のある人が当選して
日本を変えて欲しいのですが、
そういう人は皆無に近いのです。
グリーンスパンさんのやってきた仕事は、
一見誰でもやれそうでやれないもののようです。
その道のプロがみたら
俺でもやれると思う人もいるかもしれません。
時代の流れを的確にみて、
それをどのようにしたらいいのか、
という事を判断し、
実行する人がきっとでてくると思います。
それが日本であってほしいのですが、
そうなる可能性はあまりないと思います。
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