医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第613回
違いのわかる人

ある時、漢方関係の会社の人と久しぶりで話しをしました。
最初の頃に見た時、
その人は体調に特別不安があるわけではないのですが、
私が見る所では、胆嚢に問題を抱えているようでした。
それでOーリングテストをして見ると、
胆嚢の所でオーリングが開くのです。
本人もきょとんとした表情をしていました。

胆嚢に特別症状があるわけではありません。
病気というのは、症状がでるずっと前に
すでに異常な状態があって、それがしばらく続き、
検査で異常な状態がでるまでには、
相当な時間がかかる場合があります。
まずは、胆嚢の異常を治療した方がいいですよということと、
その他に脳の働きの悪い所もあるので、
ついでにそれも治療しておいた方が
ずっと仕事もスムーズに行きますという話しをしました。

漢方薬を決める方法として、
従来の方法にみなれている方でしたが、
半信半疑でもその他の症状なども治療するということで
投薬しました。
治療を続けていくうちに、
胆嚢などの異常な状態もよくなりました。
その他に肩凝りとか腰痛とかの症状もとれていきました。
そのうちに脳の働きも良くなってきて、
脳の中の垣根が取っ払われるような現象に遭遇してきたのです。
こういう状態になると仕事をしていても、
つっかかかりというか、
ここが良くなればいいなという事が無くなってくるのです。
仕事をしていても、
すっといいアイデアが自然にでてくるような状態になるのです。
このあたりがわかるようになると、
私のやり方に満足がいくようになるらしいのです。

自分が販売している漢方薬が
これほど効果的に効くのかという事が実感としてわかると
販売するのにも力が入るようになると思うのです。
自由自在に処方を活用することの妙味、
物事にとらわれないような処方の仕方、
これがOーリングテストを活用するとできるようになるのです。

そして、易の卦も良くなってくるというのには、
いたく感激しているようでした。
脳が変われば易も変わる。
脳が良い方向に向かうと易も良い方向に向かうらしいのです。
易の卦を出す時にも、
漢方薬の処方を考えつくのと同様に
脳がいい状態でないとピタリとしたものがでてこないのです。
ここいらあたりが、同じようにOーリングテストをしても、
違った結果になる原因になるようです。
脳の働きが本来のいい状態になっている人と話すのは、
とても話しが通じやすくてうれしいものです。


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2008年1月2日(水)

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