医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第610回
治らないと言われていたアトピー性皮膚炎も

20数歳まで子供の頃からずっとアトピーで悩んでいて、
様々な治療を受けたのですが、
とうとう治り切らずに諦めていた人がいました。

たまたま縁があって私の所にきたのです。
そして、治療の根幹は脳下垂体、甲状腺、副甲状腺、
副腎、すい臓などのホルモン系統を
全部一挙に治療する漢方薬を投与したのです。
その結果、あれほどてこずっていた皮膚の状態が
みるみる良くなってきたのです。
そして振り返って、
その最初に来た時の文字情報から検討すると、
ほとんどの主食や毎日食べるものが合わないのです。
食べるものがないくらいなのです。
その害のためにアトピーが治っていかなかったのです。

要するに一種の食べ物のアレルギーみたいなものなのです。
それが、脳下垂体からはじまる、
ほとんどのホルモン系統の臓器の異常を治療することで、
食べてだめなものが自力で中和できるようになり、
皮膚の状態が良くなってきたのです。
それと同時にその漢方薬は
免疫システムにたいしても効果的に治療する薬だったのです。
言ってみると、生まれた時から更年期障害だった
という言い方は言い過ぎでしょうが、
そのような現象と非常に似ているのです。

食べ物というのは、たとえば米にしても、
左脳にはダメでも右脳にはなんともない、
あるいは、帯状回だけにダメという人もいるのです。
あるいは、すい臓にだけだめで、
糖尿病がなかなか治らないとか、いう人も実際の所いるのです。
いくらすい臓の働きを好くするような漢方薬を投与しても
米を食べ続けると、
どうしても改善の兆しが見えないという人もいるのです。
食べ物でそれを中和する食い合わせというのも、
個々人によって違うので、あれとこれとどうかというのは、
いちいちその人について調べないといけないのです。
それがまた時間をようする仕事になります。

いつも言うように医療というのは、
その人にとってオーダーメイドでないと
しっくりした医療というのは、ありえないのです。
まにあわせでいいというと、
なんとなくちぐはぐな、不具合が生じてくるのです。
抗がん剤でも効く人は本当にいるのです。
それがOーリングテストをしてみると
なるほどという結果になるのですが、
この病気にはこの抗がん剤という今の考え方では、
ちぐはぐで副作用だけがでてしまう事が多いようです。
表題とは大分ずれてしまったのですが、
要するに合う合わないというのは非常に大切なことなのです。





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2007年12月28日(金)

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