医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第609回
更年期障害

女性が40歳を過ぎると生理がそろそろ終わる人がいて、
その頃から体調の不調に悩まされる人がいます。
脳下垂体、甲状腺、副甲状腺、副腎、
すい臓、卵巣などの働きが低下してくるからです。
そして全身のホルモン系統と
神経系統でコントロールしていた身体のバランスが、
神経系統でしかコントロールできない状態が起ってくるのです。
そうすると、今まで食べてはいけないものの悪影響が
もろに身体をむしばみはじめるのです。
ホルモン系統が順調に働いていた時は、
食べ物の害はあまり顕著になることはないのです。

代表的な主食である、
米、小麦、蕎麦などのどれかが合わない人は、
長年大して気にもしないで食べてきた物なので、
自分が合わないということに気付かないで、
そのまま食べ続ける事になります。
その悪影響が非常にひどいものだということに、
ほとんどの人は気付いていないのです。
もちろん医者自信もそれに気付いている人は稀なので、
患者さんにはそのことを注意しません。

どうして毎日毎日体調がすぐれないのだろうか?
と思いながら、あちこちと医者まわり、
あるいは、様々な健康食品などにお金をかけますが、
結果として思わしくないことの方が多いと思います。

たまたま、悪意影響を及ぼす主食に対して、
それを中和するようなワサビとか酢とかゴマとか
その他のものを知らず知らずに摂っていると、
その悪影響が顕著にならないのです。
中和するスパイスとか調味料とかは人によって違います。

色々な人を見ていると、
殆どの主食が悪影響を与える人は非常に体調が悪く、
毎日ごろごろと寝てばかりいるとか、
毎日のごとく医者通いとか、体調の不調を訴えます。
でも、特別検査で異常がでない人もいて、
ずる休みとか、怠け者とか言われたりする人もいます。
そういう人は空腹になると、
わずかに体調が良くなる人もいます。
でも、食事をするとまた、
その悪影響のためにごろごろとしたくなってしまうのです。
もちろん脳の働きもパッとしませんので、
脳の中では曇り後雨の状態が四六時中あります。

こういう人はカボチャ、さつまいも、キャベツ、レタス、
ごぼう、白菜などの野菜だけで3日ぐらい生活してみると、
はっと気付くはずです。
食べているものがいかに悪影響を与えているかということが。
更年期障害の本体も食べ物の悪影響がもろにでていたのだと。





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2007年12月26日(水)

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