第607回
ご飯、パン、そば、納豆・・・
脳やその他の治療をしていくと、
最後に残るのは何でしょうということになります。
最後に残るのは、大脳の免役システムや
多能性幹細胞をコントロールしている脳や延髄、橋に対して、
その人が悪影響を受ける食べ物の害を
中和する漢方薬になるのです。
ご飯もパンなどの小麦類にも蕎麦にも大豆製品にも大根にも
影響されないような身体の持ち主はあまり病気をしません。
こういう人は病気をしないので、
医師のもとを訪れる事はほとんどないはずです。
ところが主食や良く食べる大豆製品や大根などの
どれか一つでも悪影響を与えるものがあるなら、
病気と縁ができてしまうのです。
どれが悪影響を与えるかをしらないと、
ずっと体調不良に悩まされる事になります。
ご飯もパンも蕎麦も大豆製品もだめな人は
ずっと体調不良が若い時から続きます。
医者通いをしてもなかなか良くならないのです。
そればかりでなく、難病とか、膠原病とか言われるような
原因不明の病気になったりします。
ご飯もパンも蕎麦も大豆もだめな人は
ずっと体調不良が続きますので、
さつまいもとカボチャを主食とし、
それと大根、茄子、トマト、じゃがいも、
ピーマン、唐辛子などのナス科以外の野菜を食べるようにすると
良くなる人がいるはずです。
合わない食べ物というのは、どういう作用をするかというと、
例えて言えば、ご飯がダメな人がご飯を食べるというのは、
三食食べた時は、
毎日三度1升酒を飲んでいるようなものなのです。
ご飯を食べると酔いはしませんが、
1升酒を飲むと身体にダメージを与えるということは
誰でも納得するでしょうし、
それと同じ状態を身体に起こしているのです。
その悪影響を中和するために
その人に合った漢方薬を服用するのです。
それを中和し続けると体質が変化して
食べてもそれほど悪影響を与えないということになるのです。
ですが、やはり食べないにこしたことは言うまでもありません。
更年期の頃になるとホルモン系統の支配が崩れて、
若い時には悪影響を与えるものに対して
ある程度抵抗力があったものが
途端にだめになってしまうようなのです。
物忘れを訴える人を調べてみると
主食としているものが
左脳の記憶の部位に非常にダメージを与えているのです。
日本人の認知症の人は、
米が特異的に記憶の部位にダメージを与えていますので、
ご飯を食べるのを止めて
自分に合った物を食べるようにすると改善してくるはずです。
|