第604回
お株を奪われそうです
私のコラムを読んで、
ここまで応用してくれる人がいるというのは、驚きでした。
ある会社の人事の長をしている人のようなのですが、
書く事はできても、話す事がうまくできない人とか、
話す事はできても書く事が苦手な人や
口先人間の人のことを以前のコラムで書きました。
脳の中で、それは見事にオーバーラップしていないのです。
両方だめな人は両方とも働きが悪い人なのです。
この人は、医学書のCTなどを応用した解剖書を買ってきて、
それをみながら、コラムを参考にしてどの部位かを決めて、
そして、そのような人を対象に調べたそうです。
その結果、私が書いてあるのと全く一致する
という結果だったそうです。
それを同僚に話しても、理解不能のようで、
わからない人には話しても無駄と納得しているようです。
自分ひとり納得、それを人を採用する時に応用すると、
かなり効果的に人を選べるというのです。
あれこれと話しをしていると、
最初に会った時、頭の働きのいい人だという印象が
鮮明に思いだされました。
食べ物の事、寝室などのことなども実によく理解していて、
それを実行しているようなのです。
話しは少しずれますが、
ある時、新聞を読んでいたら、
ある作家がうつ病の体験の事など書いてありました。
そして、写真も載っていたので、脳を調べてみました。
書く事が仕事の人なので、
書く事の脳にはあまりダメージがないのですが、
口で表現する大脳皮質の所には
かなり問題が出始めているようなのです。
そしてうつ病を起こす大脳の部位は
その働きが少しまだ問題があるようなのです。
これも、やはり、問題の引き金は
出産時のトラブルが原因なっているようなのです。
これを治療して、脳のインフルエンザウイルスを治療し、
小脳や延髄のトラブルも治療すると、
すっきりさっぱりとうつ病も忘れて、
もっと良く小説が書けるようになると思うのです。
西洋医学的な治療も効果的な場合があるでしょうが、
それと漢方薬での治療も併用すると
もっと効果的に治ってくると思います。
また、書く事によって
書く事の脳のダメージが少ないのかもしれないのかな
とも思いました。
色々な人達を治療していて、一番手応えのあるのは、
出産時のダメージを治療した時の脳の働きです。
それが何才になっても残っている人が多いのが、
気がかりと言えば気がかりであり、
余計なお世話と言えばそのようにも思うのです。
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