第597回
秀吉と利休
秀吉と利休には何があったのだろうと
様々な人たちが思いをいたして書いています。
性格とか脳の働きなどから推測してみると
面白いことがわかります。
利休は右大脳に出血、脳挫傷、低酸素の反応が有ります。
そのため大脳のアセチルコリンの反応が3900mg、
小脳のアセチルコリンは1700mg、
また視床にも出産時のダメージが全体としてあり、
視床の後外側腹側核や前腹側核のアセチルコリンの反応が
2900mgです。
しかし、危険を察知しそれを未然に防ぐ直感力の中でも
一番大切な視床枕核にはダメージが大きく、
そのアセチルコリンは50mgです。
そのため、ちょっとしたことには、気付く可能性がありますが、
重大な問題に直面しているということには
気付くのが遅くなる傾向があると思います。
どこまでなら秀吉は許してくれるかという事を
察知することに敏感になれない、
しかも図に乗ってしまう傾向が性格の中にあるのです。
これも生まれる前後の脳のダメージが原因だろうと思います。
もともとの能力とか性格は良かったはずなのですから。
ついには秀吉の逆鱗にふれてしまうような態度を
とってしまったのだろうと考えられるのです。
また小脳のアセチルコリンの量からは
確かに普通の人より手先が器用であったろうと思われるのですが、
ものすごく器用というわけではないと思います。
小脳にもお産のダメージがあるのです。
秀吉は大脳には出血、脳挫傷、低酸素の反応が
ほとんどないのです。
そのため大脳のアセチルコリンの反応は6200mgも反応します。
小脳のアセチルコリンは4200mg、
視床のアセチルコリンは5600mgです。
織田信長の下で仕事をすると言うことは、
信長以上に脳の働きがいいと言うことを
証明しているようなものです。
信長が思っていることを察知してさっとやる、
そういう事ができる能力、直感力と度胸があったのです。
それは大脳、視床の
アセチルコリンの量からも想像できるのです。
確かに信長よりは秀吉の方が脳の働きは良かったのです。
秀吉と利休と比べたら
脳力においてかなり差があったと思うのです。
秀吉は脳に損傷が少ない分、
性格的にも明るくいじけた所があまりないと思われます。
小手先で自分の性格を隠して
織田信長を納得させられるものではありません。
性格が良くないと、働きに見合った身分を与えないでしょう。
それに比べダメージのある利休は
驕り高ぶった所が見られるのです。
それに性格にいじけた所が見られるのです。
人を小ばかにするような態度がうちに隠されています。
利休の出生時のダメージを治療する漢方薬は、
白朮散と桂枝加芍薬湯です。
これは利休の時代にも有った処方ですから、
誰かが気付いていたら、処方されただろうと思います。
そうすると直感力が、
中でも視床枕核の働きが回復して
秀吉の逆鱗に触れる事も無かっただろうと勝手に推測しています。
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