医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第594回
書く事が苦手なのはどこの脳の働きが・・

治療していて、
何気ない会話から色々なことがわかる時があります。
それはここまで治療しているので、
後はどこがいけないか、簡単にわかる場合があるのです。

その人は弁舌が達者で、
口から生まれてきたかと思うほどよくおしゃべりな人なのです。
ところが、何気ない会話から、
その人が文章を書いているとよく間違う
とおっしゃっていました。
これだけ良く話せる人がどうして文章が書けないなんて
という思いでした。
そこでどこの脳が働かないと
文章を書くのが間違ったり苦手になるかを調べてみました。

図1

図2

図3

それが図の1,2,3です。
大脳半球の外側、内側、底面とあり、
その青くマークされた所の働きが悪いと
どうも文章を書くのが苦手なようなのです。
ちなみに、来ている人の脳を文字から事前に調べて
この青いマークの大脳皮質の働きが悪い人に、
文章を書いたり、物を書く事が苦手でしょうと言うと、
ほとんどピッタリなのです。
どうして、一言も聞かないでわかるのか
という不思議な顔をされます。
働きが悪い所の原因が解っているので、
そこを働きが良くなるように治療すると
かなり改善されてくるはずです。
物書きを仕事としようとしてなかなか思うようにいかない人は
きっとこの青い部分の脳に問題がある可能性があるのです。
文学賞をとろうとしても後一歩及ばず万年候補どまりとか、
精々下手の横好きみたいな文章書きの人は
きっとここを治すともっと良くなる可能性があるのかな
と思ったりします。

それから、緑でマークした所の大脳皮質の働きが悪いと
言葉で表現することが苦手な人です。
自分で考えている事をうまく表現できないので、
無口になる傾向があります。
言葉に出してみると違うように話していたりするからです。
どうして、こう言いたかったのに、
違う言葉がでてしまうのかなとか、
文章を書くとすらすらと出てくるのに、
言葉だとうまくでてこない、この差は何?どうして?
と思っている人いませんか。
それはこの大脳皮質の部位の働きが良くないからです。
それを治療すればいいのです。

この緑の部位の働きが極端に悪い人が
自閉症になる可能性があるのです。
ですから、ここを治療すると良くなる可能性があるのです。
緑と青はオーバーラップしないので、
無口であっても作家にはなれるということになります。
ところが口先だけの人間もいます。
それはこの緑の所だけが働き
他の所の働きが悪いと実行が伴わない人ということになります。


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2007年11月21日(水)

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