医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第591回
高校生ドラフト

高校野球の生徒が即戦力や将来性を期待されて
プロ野球にスカウトされています。
野球などスポーツは小脳の働きが
特別良くないといけないようです。
脳の働きからみたらこうなるようです。

ルーゲーリックやベーブルース、ウイリーメイズ
などの大リーガーを調べるとその中で共通した特徴があります。
小脳のアセチルコリンの量の反応が
ちょっと信じられないくらい反応するのです。
その量は7200mgです。
そして、それが小脳全体で反応するのです。
それから視床の中で視床枕核、視床の外側腹側核、視床前核が
同じ量のアセチルコリンが反応します。
中西太、王貞治、松井秀喜、イチローも
同じように小脳、視床の反応があります。

遺伝子のレベルで視神経、滑車神経、
外転神経、動眼神経の血糖値を調べると、
ルーゲーリック、ベーブルース、ウイリーメイズは
9000万mgも反応するのです。
大リーガーと同じなのは、中西太、王貞治です。
松井秀喜や若い時の清原和博は7000万mg、
イチローは6000万mg反応します。
これら4つの働きが抜群にいいということは、
動体視力が非常にいいということで、
ボールが止まって見えるということを意味します。

今年(2007)の高校生のドラフトで
これと同じような脳のレベルの人達を探すと、
小脳のアセチルコリンが7200mgの人達は、
大阪桐蔭高校の堀拓真、札幌南高の寺田龍平、
横浜高の高浜卓也、次いで、大阪桐蔭高の中田翔です。
視床枕核、外側腹側核、前核は
4人ともアセチルコリンが7200mgです。
視神経、滑車神経、外転神経、動眼神経の血糖値は
4とも9000万mgです。
後は大脳皮質の働きですが、
堀君は割合口数が少なく、ちょっと引っ込み思案ですが、
大脳の働きは一番良く、次いで中田翔君、
その次は寺田君、高浜君です。
4人とも小脳には問題がほとんどないのですが、
大脳皮質には生まれる時のダメージが残っていますので、
これを治療してしまうと、
もっともっと活躍できると思うのです。

野球の選手でも肉体の衰え以上に
脳の衰えが先行する場合があります。
そのため、見えるものも見えなくなり、勘も鈍くなり、
ボールが止まって見えなくなるということが起こり、
成績が下がりスランプになるのです。
スランプというのは、脳の働きが悪くなった証拠です。
肉体の点検は怠らない人でも脳の点検はしてないようです。
知らないうちに脳にも細菌、ウイルスが入り込み、
出血が起っていて働きが鈍くなっているのを
知らない人が多いようです。
脳も定期的に点検することが大事なのです。
脳のアセチルコリンや血糖値は
今までコラムに書かれた人を改めて調べると
もっともっと高い人が多いようです。
測定する量がその道のナンバーワンの人達は、
普通の人の量の感覚では想像もつかないぐらい多い
ということがわかりかけてきたせいもあります。


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2007年11月14日(水)

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