第586回
味のわかる昔の人たち
匂いと舌の感覚が味わうのに大切です。
遺伝子のレベルで
その人がどのぐらい感覚神経の感度がいいかを調べると、
およそその人の味のレベルがわかります。
そしてその感度がいい人が推薦する店は
おいしいに決まっています。
料理評論家にはあまり感度がいい人がいないようで、
有名は人でもそうたいしたことない人もいます。
もちろん感度がいい人もいます。
その人が書いた自筆の書から、
その人の嗅神経、舌咽神経、顔面神経の遺伝子の
感度のレベルを調べるといいのです。
嗅神経を作る遺伝子は染色体の第4番目にあるようです。
舌咽神経や顔面神経は染色体の第5番目にあるようです。
(Oーリングテストを用いて、
どの遺伝子がどの臓器を作るかという事を私自身が行ったので、
世の中でこれを認める人は誰もいませんので、
私の勝手な推測になります。)
そして、その遺伝子の働きの善し悪しを見るのは、
染色体上の嗅神経、舌咽神経、顔面神経の
血糖値を見るといいようです。
ちなみに、肝臓を作る遺伝子もあり、
そこの血糖値が非常に高い値を示す人は、
お酒が強いという事がわかります。
嗅神経、舌咽神経、顔面神経の遺伝子の血糖値が
100mgぐらいしか反応しない人は、何を食べても同じ味。
どんな美味しいものを食べても、
超まずい料理と同じと答える人です。
比較するものがないと困りますので、
邱先生はどのぐらいかということを示しますと、
邱先生が東京大学の学生の時は、
嗅神経、舌咽神経、顔面神経の遺伝子の血糖値は
それぞれ2100万mgです。
そうすると特別味のわかる人は
これぐらいないとダメなんだとわかると思います。
それでは昔の人で、味のわかる人は、源空です。
浄土宗の開祖、法然。
舌咽神経の遺伝子の血糖値は2000万mg、
嗅神経、顔面神経も同じです。
明恵上人は、舌咽神経、嗅神経、顔面神経ともに2100万mgです。
足利尊氏は、舌咽神経、嗅神経、顔面神経ともに2100万mgです。
毛利元就は、舌咽神経、嗅神経、顔面神経ともに2000万mgです。
豊臣秀吉は、舌咽神経、顔面神経ともに2100万mgで
嗅神経が2600万mgです。
これぐらい嗅神経が働くと異常に匂いに敏感になります。
かすかな匂いもわかり、
犬なみの鼻をしていると言っても過言ではありません。
秀吉はこの他に直感力もするどく、
また経営の才能というか、
お金持ちになる視床の働きも抜群にいいし、
また度胸も非常にあるのです。
このあたりの話はまたの機会にします。
|