医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第584回
再度空海の書から情報を取り出してみたら・・

空海の38歳の時の書からの情報を引き出すと、
大脳皮質全体にわたり
アセチルコリンの量が1800ミリグラムに反応します。
それに視床もそれに匹敵するアセチルコリンの量です。
そして大脳の脳底部の免役をつかさどる所も
非常に働きがいいのです。

しかし、この時、空海は糖尿病を患っていたか、
糖尿病の予備軍であったのです。
ということは、免疫システムにとって
もっと基本的に大事な所があるということになります。
多くの人で、大脳皮質の免疫システムを治療すると
良くなる人が多いのですが、
それでも好くならない人もいるという事実が、
治療してみた結果あったのです。

そこで空海の中脳、橋、延髄と調べてみると、
延髄の働きに問題があることがわかりました。
そこで100歳まで生きて元気な人を調べてみると、
この延髄の五臓六腑に対応する所の働きが非常にいいのです。
以前にも延髄の五臓六腑に対応する部分の働きを調べると、
将来的に病気になる可能性の臓器が予想できると述べましたが、
それは確かにその通りなのです。
空海の場合は心臓、すい臓、肺に問題が起るか
起きているかの状態があります。

別の亡くなった人たちの筆跡を調べてみると、
この延髄のテロメアが100ナノグラム以下になると
非常に危険という状態になるようです。
あと数ヶ月という時は30から40ナノグラムになっています。
このような結果を踏まえて、
治療にはやはり、先ず、
延髄の異常を徹底的に治療することが大切だ
ということがわかりました。
一見元気そうに見えても、ここに異常があると、
病気は静かに進行していて、
ある時あっという事が起ったりする可能性があるのです。

さて、空海の大脳皮質や視床の働きを見ていると、
サバン症候群の人が働く脳に匹敵する状態が
大脳全体に起っていることがわかります。
ということはとてつもなく働く脳を持っていた
ということになります。
一度読んだ書物は忘れない、
一度見たものはビデオの映像を再現するように記憶している、
普通の人に見えないものも見え、聞こえない音も聞こえる、
そういう人のようなのです。
このような人を現在生きている人で探すとすれば、
邱先生になるでしょう。

邱先生の「わが青春の台湾わが青春の香港」の中にある
写真を調べてみると、
空海とほとんど同じような脳の働きの持ち主なのです。
ですから、東大にはいった時も
邱先生より頭のいい人は見当たらなかったというのは、
当然のことなのです。
科挙の試験に合格する人は
邱先生のように脳全体が特別働く人だったのでしょう。


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2007年10月29日(月)

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