医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第583回
私は悪くない・・悪いのは他の人です

ひょっとして自分が悪いために、
あるいは落ち度があるために、
自分を避けているのでないかとかは微塵も考えない。
そして見当違いの事で自分を卑下している。
ほとんどの人はそう思っていない原因をあげて
自分はダメ、そこがだめだからうまく行かないのだ
ときめてかかる。
そういう脳の持ち主はどこが悪いのでしょうか。

傍から見ると傍若無人とも見える行動を平気でする。
しかし、やっている本人は、決してそう思わない。
細心の注意を払って相手を思って、
これほど神経を使ってやっていると思ってやっていることが、
実は全然見当違いも甚だしいこと、
やってもらわなくてもいいことを
勝手に考えてやっているにすぎない。
そして自分がただしいことをしていると思っているので、
人から注意を受けても、聞く耳を持たない。
すぐにそれに反論をする。
こじつけに過ぎないような反論をとくとくと述べるので
誰も相手にしなくなる。

なんで私を相手にしないのかな?
どうして人は私を爪弾きにするのかな?
そう思い続けて悲しくなったりする。
こういう人の脳は前頭葉の眼窩回、
目の上に面している大脳皮質の働きが悪いと
こういう傾向になります。
ここにお産の時のダメージが残っていて
こういう行動をとる人もいます。
または、自分勝手にここをロックしてこうなっている人もいる。
細菌やウイルスの感染でこうなっている人もいます。
これと視床の働きが悪いのと組み合わさると、
人の話なんか聞いてられない子供のような大人、子供もいます。
なんでそうするのと傍では思っていても、
相手の心を読み取ることができないので、
曇った鏡で相手を見ているようなものなのです。
誰だか顔の判別もよくできない状態の鏡で相手を見ている。

脳から発生する心の動きを見ていると、
その心の状態に幻惑されて、どこが異常なのか見失い、
治療が混とんとしてしまうのです。
でも、その心の動きを発生させる脳があるのですから、
その脳を治療するとそのようなおかしな心の動きは
次第に改善していくのです。
出産の時のダメージを
いつまでも、いつまでも抱え込んで生活している人は
非常に多く、これが生まれて早期に解消されていたら、
今の人生と違った人生があった可能性があると
強く強く思ってしまうのです。

ひょっとして今のあなたは
本当に脳が100%働いていないのでないか
と思ったことないですか。
もしかして私もお産の時のダメージを
抱え込んでいるのでないか?と。
それは治療が可能なのですよ。


←前回記事へ

2007年10月26日(金)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ