医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第572回
元気で長生き・・・

ジョー・マクモニーグルさんの本を読んでいて、
透視能力とか予知能力というのは、脳のどこが良く働くのか?
ということで、マクモニーグルさんの脳を調べてみました。

それで私が知りえた範囲では、
大脳皮質の後頭葉にある視覚中枢や視床枕核、
大脳の心臓に対応する部分の皮質が
抜群に働いていることがわかりました。
それと同時にマクモニーグルさんは、
ベトナム戦争でも無事生還し、
任地のドイツでも臨死体験をするような状態になっても
生きのびてきたわけです。
ある意味奇跡的な生還者という人に属すると思います。

そういう人たちは脳のどこが違うのか、
どの部分が働くとそういう危険な目にあっても
なんとか生きのびるのか、
そういう人たちに共通する部分はどこなのか、
ということで、マクモニーグルさんを調べました。
そしてその共通する部分を
他の奇跡的に生還した人と比べてみました。

奇跡的に生還した人たちが抜群に働いていた脳の部分とは、
視床枕核、外側膝状体、松果体、不確体、後頭葉の視覚中枢、
それに後頭葉の脳底部の免役中枢の左右のどちらかなのです。
これらが働いていると動物的な勘というか、
生きのびるためにの情報が脳に入ってくるようなのです。
脳というのは、ある意味外界からの情報に対する
受信機みたいな働きもします。
その感度が抜群によくて、
しかも自分の生命を脅かすような情報に敏感に反応し、
即座に同調する装置が抜群に働く人が
生きのびるようにできているらしいのです。

この部分の働きが生まれつき良く働く人と
そうでない人といるようです。
太平洋戦争の激戦地だけでなく、
戦争に行って無事生還した人たちはみな
ここの部位の働きが良くできているのです。
自分はたまたま運が良かった
というふうに捉えていると思うのですが、実はそうでなくて、
脳のしくみがそうなっていたと考えた方がよさそうです。

たまたまその電車に乗らなかったとか、
乗るはずの予定が仕事などでできなくなったという人も
ここの感度が良く働いているのです。
きっと自分では意識することはないと思います。
事故に遭わないように、
事前に仕事や様々な事情が起るようにもっていき、
自分ではきっと意識しないうちに
回避している人もいるはずです。

この話の続きは、次回にします。


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2007年10月1日(月)

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