第515回
日本語が話せなくても治療できるよ!?
犬や猫が日本語を話すということは聞いたことがないのですが、
それでも治療はできるのです。
先日もいつも来ている人の飼い犬が
体調が不良で、獣医に行ったのですが、
首を捻るだけで、一応薬はもらってきたのですが、
飲ませても変わらないというのです。
どうも行動がおかしい、脳に問題があるのじゃないかしら?と。
そこで、人間と同じような方法で
免疫システムの治療と原因と思われる脳の部位の異常を見つけ、
そこの治療をする漢方薬を教えました。
次に来た時にどうだったというと、
ビックリするぐらい良くなったというのです。
調べてみるとなるほど、良くなっているのです。
犬や猫の相談というのは、時々あることで、
なんとかなる事が多いのです。
犬や猫の体調不良の原因というのは、
人と同じで食べ物や飼っている場所に左右されます。
ドッグフードやキャットフードは
いいものが本当に少ないのです。
買い物の時についでに
ドッグフードやキャットフードを見てくれ
という人がいるのですが、
良いものが見つからない時が多いのです。
これじゃ犬や猫が病気になっても不思議はない
というものが売られているのです。
水槽の金魚や様々な小魚も治療したことがあります。
適切な漢方薬を水にパラパラと落としてやると
よくなっていくのです。
金魚や犬猫から問診をして症状を聞けないので、
O-リングテストをして、どこが悪いかを決め、
そしてそれを治療する漢方薬を与えるのです。
動物の健康も、やはり、決めては水とエサです。
こういうことは、日本語を話せない人の治療にも役立つのです。
精神的な病気、鬱病や統合失調症なども
日本人でない場合は言葉が通じないのですが、
症状を発している場所は同じなのですから、
そこを治療するといいのです。
脳の部位によって、そこに細菌やウイルスの感染があり、
病気になっていることもあります。
細菌やウイルスを治療してもあまりパッとしない時は、
その部位の血糖値が他の正常に働いている脳の部位と比較して
極端に低血糖になっていることがあるのです。
すい臓や肝臓の働きが正常に働いていないと
身体や脳がエネルギー不足に陥り、
うつや統合失調症の症状がでることがあるのです。
こういうこともわかります。
利口な犬とちょっとピンボケな犬がいました。
その二匹の犬の脳の働きを比べると、
大脳皮質や視床、小脳の働きに違いがあるのです。
言葉が通じれば治療はできます。
心が通じればもっといい治療ができます。
でも、言葉が通じなくても治療はできるのです。
|