医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第506回
16,68,78

このナンバーはツムラやコタロウの漢方薬の番号です。
16は半夏厚朴湯、
68は芍薬甘草湯、
78は麻黄杏仁ヨク苡甘草湯です。
どうしてこの三つをあげたかというと、
この三つを投与することで
気管支喘息が良くなる人がいるのです。
気管支喘息の人が全員よくなるわけではありません。
でも、ある少数の人で、
この三つの処方を服用し続ける事で、
1年後にはこの三つの処方も必要なくなり、
普通の喘息の薬も必要なくなる人もいるはずです。
もちろん今現在の治療で
うまくコントロールできている人はそれでいいのです。
それに全員がこの三つの処方が合うとは限りませんので、
誤解しないように、また合わない人もいます。

一番いいのは、O-リングテストができる医師に
この三つの処方をO-リングテストをしてもらい、
合わせてもらうことです。
この処方は不思議なことに、統合失調症やうつ病にも効きます。
それもこの3処方が合う人に効くのですから、
合わない人には効きません。

ある喘息の人が来て、西洋医学的な治療をしているのですが、
うまくコントロールができていないようなのです。
色々薬を変えても
やはり苦しい時には注射や点滴をしていました。
ところが今の治療と併用してこの三つの処方を使い出してから、
普通と変わらない呼吸になってしまったのです。
息苦しさなどは全くなくなったのです。
この三つの処方が合う人は、どこを治しているかというと、
前にコラムで述べた大脳や小脳、
橋の免疫システムを司る所を治しているのです。
そこがすっかり良くなると、
本当にびっくりするぐらい良くなるのです。

ある鬱病の人も、
あれこれと試行錯誤をして治療していましたが、
この三つを服用するようになってから、表情が全然違い、
本人も周りの人も見違えるようになったと言います。
調べてみると、
この3処方は先の免疫システムをも治療していたのです。
その結果、脳の帯状回や
その他の鬱病を引き起こす部位も良くなっていったのです。

もう一度混乱するといけないので言いますが、
この三つの処方は誰でも彼でも効くのではありません。
合う人には本当にビックリするぐらい効きます。
気管支喘息の少数の人に効く人もいるはずです。


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2007年4月30日(月)

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