第505回
食べ物でぐったりなることがあるの知ってる?
ある人を診察していると、
症状を聞いただけで、これは大変だなと思うのです。
見かけは大した事ないので、
外見はからは元気そうに見えますが、
身体の中で起こっている事を考えるとつらいし、
やりきれないと思います。
普通に食べているものが
人により五臓六腑にダメージを及ぼすなんていうのは、
あまり考えた事ないと思います。
私の場合は大豆製品が肝臓にダメージを与えるので
極力それを避けるようにしています。
ところが大豆製品が心臓にダメージを与える人がいるのです。
納豆や味噌、豆腐、豆乳などは
マスコミや学者先生が、
イイ!身体にいい!というものですから、
それを鵜呑みにして食べる人もいます。
更にそれが好きとなると余計に摂るようになります。
それが心臓にダメージを与えているなんて露知らず、
どうして食後に眠くなってしまい、しかも疲れるのか。
良いものを食べているはずなのですから考えが及ばないのです。
毎食大豆製品を摂ると、
もう疲れて疲れて仕事もままならないのです。
やっとの思いで仕事を終えて帰宅し、また大豆製品を摂ると、
食後に一眠りしないと身体が動けなくなります。
毎日この繰り返し。
歳でもないのにどうして疲れるのだろうか。
特別定期検査でも異常はないのに
どうして?と不思議な?の連続です。
傍から見ると仕事をサボりたがっているように見えたりします。
本人は一生懸命仕事をしようとしても
身体がいうことを聴かない状態になっている。
その他にもこの人は
お茶類やりんごも心臓にダメージを与えますので、
こういうものを摂ると摂取後に疲れを覚えます。
心臓の動きが悪くなり充分血液を送り出せなくなるのです。
ここまで読んで、
ひょっとして俺もそうかもしれない、私もかな、
と思う人もいるはずです。
いつも眠くて、食後に一休みしないと身体が動かないというのは
その徴候が大いにあります。
こういう人は食べ物の記録をつけることが大事です。
何を食べていたかを記録しておくのです。
たまに食後に体調がいい時もありますので、
その時は何を食べたか、
或いは何を今までと違い食べなかったかを調べてみる事です。
そういうことをすると原因を見つけることができます。
人により食べ物には得手不得手というものがあり、
それが身体の五臓六腑に
ダメージを与えることもあるのですから、
学者やマスコミの話を即信用することは避けることです。
水でも同じです。
人がいいよと言っても
自分にとっては飛んでもない代物だったりすることがあります。
毎日体調がぱっとしない時は
身近に原因があることが多いのですから、
衣食住を考えてみる事です。
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