第469回
太っている人はすい臓に問題があるのです
食べ過ぎる人を見ていると
脳の視床下部の満腹中枢に問題があるように思っていましたが、
そういう人もいるかもしれませんが、
それよりもすい臓の働きに問題があるようなのです。
多くの太っている人は、
検査では異常は見つからないのですが、
Oリングテストしてみると、
すい臓からインスリンが過剰に出る
インスリノーマの反応する人が多いのです。
その他にガストリンやグルカゴンも過剰に出るようです。
炭水化物であるご飯やパン、そば、うどん、パスタなどや
甘いお菓子の類いだけを摂ると、血糖値がすぐにあがります。
そして上がりすぎるのに反応して
インスリンもどんどん出てきて、過剰にでるのです。
そうするとまた血糖値が下がります。
それで低血糖になるのです。
食事の後眠くなるというのは、
脳に合わない食べ物をとった場合もそうなりますが、
食後に血糖値が一時的に下がり、その為に眠くなるのです。
インスリンのでる量が適切ならそうはならないのです。
炭水化物を多く摂る食事だと
ちょうどいい血糖値を維持する時間が短くなります。
それで、三度の食事の間に
お菓子などの間食をしたくなるのです。
お菓子やケーキなどの甘い食べ物は食べた後はいいのですが、
また血糖値を下げる原因になるので、
ちょっとするとまた食べたくなるということにつながるのです。
そしていつも食べている状態がおこり、
結果として太ることになるのです。
三度の食事はしっかり摂って、
炭水化物とタンパク質は半々ぐらいにするといいと思います。
タンパク質は血糖値の上がり具合が緩やかに起こるので、
インスリンの出も過剰にならないのです。
朝はご飯だけとかパンだけとかは太っている人には
いい食事の方法ではないのです。
昼もお蕎麦だけとかラーメンだけとか
オニギリだけとかは良くないのです。
昼に炭水化物だけだと夜にバカ食いする危険性があります。
そして朝は胃腸の調子が悪くて食事を摂れない、
オニギリやおかゆだけとかパンだけとかになると、
今度は悪循環に陥ります。
すい臓に問題のない人ならこれでもいいのでしょうが、
問題のある人はこれではいけないのです。
やせているからすい臓に問題がないかというと
必ずしもそうとばかりは言えません。
しょっちゅう何かを食べているやせている人も
すい臓に問題を抱えているのです。
このインスリンが過剰にでたり、
ガストリンやグルカゴンが過剰にでたりする人は
すい臓の細胞にサイトメガロウイルスや
エプスタインバールウィルス、
帯状疱疹ウィルスの潜伏感染により
このようなことになっている人が多いのです。
ですからこれらのウィルスを治療すればいいのです。
治療するにはそれに効く漢方薬を用いればいいのです。
人により効く薬は違いますので、これこれとは言えないのです。
で、このウィルスはどっからくるかというと食べ物に入っていて
知らずに感染することもあります。
それからセックスにより感染し、
血流やリンパの流れに乗って
すい臓に感染することもあるのです。
それでなかなか治らない人もいるし、
割合に早く治る人もいるのです。
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