医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第431回
変温動物のような人

ある人が来て、
寒い時には身体がとても冷たくなり、
活動することができなくなるし、
暑い時は暑い時で、身体がとても熱く
これもまた活動が鈍くなる。
どちらかと言えば、暑い季節の時がいい。
でも暑さ寒さがちょうどいい5月頃が一番体調がいい
という人がいました。
そして、今は青森は寒くなりだし、
身体が冷えてどうしようもなくなるといいます。
それで色々な暖房をするのですが、
これがまたあまり効果的でないような気がする、と。

そこで、この人の脳の視床に問題がありそうだというので、
視床の中のどこが一番働きが悪くなっているかを調べました。
その結果、
視床枕核の働きが悪くなっていることがわかりました。
そこに発ガン性のウイルスやその他のウイルス、
細菌が感染していることがわかりました。
それを治療するとどうなるか、
そこで、オーリングテストをして漢方薬を探し、
それを投与しました。
2週間後に来て、とても手足が暖かくなり、
寒さもそれほど気にならなくなったと言います。
生活そのものは今までとそう変らないのに、
このように効果があったということは
外界の温度の変化にたいして、
視床枕核が体温を一定の状態に保つのに
非常に大きな働きをしている可能性がある
ということを示しています。

こういうことがあって、今は寒い季節なので、
寒さに弱い人を調べてみると、
ほとんどの人で視床枕核の働きに異常があるのです。
寒さに弱い人は、暑さにも弱い人が多いようで、
それもまた改善されるのかなと今から期待しています。

ちょっと話が変りますが、
寒いと言えば電磁波を浴びると、とても寒く感じられます。
それは末梢の血管が収縮する人が多いからです。
電磁波を浴びると暖かく感じる人もいますが、
そういう人は末梢の血管が拡張する人なのです。
病院に来る人は電磁波を浴びると
冷たく感じる人がほとんどですから、
病気の人は電磁波を浴びると体調を壊す人が多いようです。

それにオーリングテストの創始者の大村恵昭先生は
癌の条件としていくつかあげられていて、
それが全部揃うと限りなく癌に近いよ、と。
その条件の中にインテグリンα5β1が強く反応すること、
というふうにおっしゃっています。
これだけが反応したからと言って
すぐ癌だということにはならないのですが、
電磁波を浴びると、そのインテグリンα5β1が
反応するようになるのです。
今癌の闘病をしている人が電磁波を浴びるということは、
その条件のひとつを満たしていることになります。
それで右往左往することはないのですが、
電磁波を浴びる事は、抵抗力を確実に落としていますので、
あまりいいことではないのです。

風邪が2週間以上も長引いているという人は
私が見た限りほとんどの人は強く電磁波を浴びています。
寝室が問題なのです。
寝室で電磁波を浴びていることが一番の原因になっています。


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2006年11月1日(水)

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