第412回
腰痛で仕事を止めました・・・
4ヶ月前から腰痛があり、色々治療したが治らないと言われ
仕事を止めましたという方が来ました。
腰痛ぐらいで仕事を止めるなんて
どうなっちゃってるのでしょう?
コラムを見て寝室を片づけたということです。
しかし、よく聞いて見ると片づけ方が不完全なのです。
畳に布団、目覚まし時計があると言います。
目覚まし時計がないと不安だというので、
これはどうしても寝室から撤去できない人がいますが、
目覚ましは隣の部屋か廊下などに設置しておけば十分聞こえます。
隣の部屋の目覚まし一個で起きられない人は、
すでに大量の電磁波を浴びていて、
その為起きられないのですから、時計の問題でないのです。
もっと寝室や家の中のモノを撤去しないといけない
ということを証明しています。
寝室に時計一個あれば
それで病気になる十分な量の電磁波を浴びているのです。
たかが時計ぐらいと勝手に思うでしょうが、そうではないのです。
初日は調べてみると大量の電磁波を浴びていました。
今日から旅館に宿泊するので、
これほど大量の電磁波をあびることはないはずです。
身体に金属の蓄積がありましたので、
まず、副腎と赤核などの治療のために
コタローの麻黄細辛附子湯、当帰四逆加呉茱萸生姜湯、
桂枝茯苓丸を投与しました。
2日目、腰痛はほとんど良くなっていました。
電磁波は悪影響を与えるほど浴びていません。
ということは、旅館などより、
自分の寝室がいかに良くないかということを証明しているのです。
同じ処方を1日分だしました。
3日目、副腎や赤核など異常はなくなっていました。
今日も同じ、麻黄細辛附子湯、当帰四逆加呉茱萸生姜湯、
桂枝茯苓丸を処方しました。
4日目、腰痛は良くなっています。
今度は、小腸の働きを良くし、
不安感などの元になる視床の異常の治療です。
それには、三和の黄今湯、コタローの半夏厚朴湯、桂枝茯苓丸を
1日投与しました。
5日目、小腸や視床の働きも良くなっていました。
脳の他の所の働きも良くなって来たので、
同じ処方を2週間投与し、帰りました。
良い状態を持続させるには、寝室を良い状態にしないと、
また日ごとに少しずつ悪くなる人がいます。
食べ物も良くないと、それも体調を悪化させる原因となります。
私の所に来ている間は、
食べ物が悪いと即座にそれに対処するような
漢方薬を処方をしますので、
食べ物で悪化することはあまりないのです。
どのようなモノでも食べたり飲んだりした後、
体調が悪くなる人は食べ物が良くないのです。
自宅で作ったものを食べたら具合が悪くなったというのは、
素材が悪いか、調味料が悪いか、不衛生に作ったか、
冷蔵庫に長〜く置いたものを食べたか、です。
スーパーで売っているものが全部良いものとは限らないので、
そのまま安心して食べていると、
いつもお腹の具合や頭痛、腰痛、関節痛、
動悸、めまいなどを起こしたりします。
食べ物に気をつけているという人で
いつも頭痛、動悸、肩凝り、
お腹の調子が悪いとか下痢するなんていう人は
信じられないぐらい細菌やウイルスに汚染されたものを
好んで食べている人がいます。
自分は良いものを食べているつもりなんでしょうが、
Oリングテストしてみると、
全くと言ってよいほど力の入らないものを毎日食べているのです。
そういうことに気付くことから病気の治療が始まるのです。
慢性的な病気は原因と一緒に暮らしているのです。
だから治らないのです。
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