医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第411回
左手首の痛み

ある人が一ヶ月半も前から左手首の痛みがあり、
治療しているが治らないということでした。
治療する方も困って、年だとか、
使用するからだとか色々な理由をつけて治らない原因を
あれこれ言います。
痛みが出てきて、なかなか治らない時は、
まず、寝室での電磁波が原因かなと考える事です。
全部が全部これで良くなるわけではないのですが、
かなりの人は寝室のものを撤去することで、
良い方向に向かうはずです。
この寝室を見直す、
モノを撤去することができるか出来ないかで
治療効果が全く違うのです。

この人も案の定、左半身に強く電磁波を浴びていました。
左手首だけでなく、左半身に異常が集中してあるのです。
自覚症状は手首だけですが、
その他の所も時間とともに異常がでて来ても
おかしくない状態でした。
手首には細菌、ウイルスなどの感染があり、
それが痛みの原因になっているのです。
痛い手首には銅や鉄が蓄積していて、
痛みのない部分には亜鉛が蓄積しているのです。
そしてその間に微弱な電流が流れていて、
銅の蓄積しているプラスに帯電している所に症状がでるのです。
手首に感染している細菌やウイルスに
効果のある漢方薬を投与しても
うまく効かないことがありますので、
先ず、銅や亜鉛、鉄が蓄積する原因となる、
副腎や赤核、脳下垂体の前葉や後葉の異常を
治療する必要があります。

副腎皮質の異常は水銀や鉛など、
副腎髄質の異常は銅、
脳下垂体前葉の異常はアルミやマンガンなど、
後葉の異常はトルマリンの蓄積を引き起こすようです。
副腎、赤核、脳下垂体の異常を治療するのに、
コタローの麻黄細辛附子湯、
半夏厚朴湯、当帰四逆加呉茱萸生姜湯を1日分投与しました。
この3処方は小腸の異常にも効くのです。
それから寝室で電磁波を浴びているので、
寝室のものを撤去すれば早く治ることなどを話しました。
翌日来て、手首は少しいいようだとうれしそうに言いました。
電磁波も浴びていないので、寝室のものは撤去したそうです。
副腎も脳下垂体も赤核も正常になっていました。
銅や亜鉛や鉄の余分な蓄積も解消していました。
今度は、手首に感染している化膿連鎖球菌、緑膿菌、
その他の細菌に効果がある
コタローの柴胡桂枝湯、桂枝茯苓丸と
三和生薬の桂枝芍薬知母湯の
3処方を1日分投与しました。

翌日来て、手首は楽になって
家事などの仕事をしていると言いました。
同じ処方を1日分投与しました。
翌日きて、農作業も普通にしているし、
痛みもほとんどないと言うことでした。
寝室のものは撤去できない、できないものは仕方ない、
でも、痛みは解消したい、治療しても良くならない、
こういう時はどっちかにしないと、身体が大事かモノが大事か。
この決断が簡単にできる人は
そう問題なく物事がスムーズにできる人です。
これができない人は先ず、脳を治さないといけないようです。
寝室を片づける前に先ず脳の治療だと、
一週間浪岡に滞在した人がいました。
その人は脳が治り、
帰ってから寝室や家の片づけをした人もいました。


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2006年9月15日(金)

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