医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第394回
青森だっておいしい店はあります

地元にいてどこが美味しいと言われても、
なんとも答えようがなかったのです。
というのは、おいしいと言われても
Oリングテストして良くないと
後でお腹の調子が悪くなることが多いからです。
そして新聞などにでている店は
たまたまそこで出している料理の写真をのせているので、
それをOリングテストして見ると、
う〜んと考え込んでしまう店が多いのです。
で、どこですか?と遠くから来ている人に聞かれても、
う〜んと言ったきり、返事に窮することになります。
別に意地悪してるわけではないのです。

先日青森市の新町の近くにある
「はた膳」という店が美味しいよと聞いて
尊敬する友人と行ってみました。
食べ物はすべてOリングテストをして食べます。
そしてお酒ももちろんOリングテストして飲みます。
それに合格しないと食べないことにしています。
後で体調が悪くなるものを
無理して食べることはないのですから。
そこで、ビックリです。
でてくるものが美味しくて
しかもみなOリングテストがいいのです。
料理が全ておいしくて、Oリングテストが合格なんて
青森の福臨門だなと勝手に考えていました。

日本酒も田酒の会社で出している
夏季限定の善知鳥というお酒です。
これもまた冷で飲んでとても美味しかったです。
ついつい飲みすぎになってました。
Oリングテストをして良くて美味しい食べ物とお酒を飲むと、
二日酔いするのかな?と思うでしょう。
どこもなんともなくて、
ただ二日目も気分よく酔っているというのが本当の二日酔いです。
Oリングテストして悪いものを食べ、悪い酒を飲むと、
二日目は頭痛吐き気、めまい、下痢、関節痛、だるさなど
たくさんの症状がでます。
それって二日酔いでなくたんなる食中毒なのです。
この違いを経験している人って多くはないと思います。
もちろん飲みすぎないと普通に二日目は酔ってません。

はた膳の主人の脳を調べると、嗅覚と味覚が抜群にいいのです。
料理に適しているかどうかは、
遺伝子の嗅神経と舌咽神経と
顔面神経の遺伝子の働き具合を調べると
だいたいの予想はつきます。
これらの神経を作る遺伝子は
染色体の4番目と5番目にあるようなのです。
そしてその遺伝子の働きがどのぐらいかは
その人の遺伝子のブドウ糖の反応でみます。
色々調べてみると、
ブドウ糖の反応が100万mg(ちょっと考えられない数字ですが)
に反応すると一流の料理人というか、
味に非常にうるさい人なのです。
この数値が落ちてくると味がまずくなってきます。
先日のプロフェッショナルを見ていましたが、
作る人も食べる人も、ま、いいんじゃないということで納得です。
番組をみながらOリングテストしてお腹大丈夫かな?
と余計な心配してました。

世の中自分が非常にすばらしい嗅覚と味覚を持っているのを
知らない人が多いんだよね。
そういう人は何を食べてもおいしいなんて
絶対に言わないと思います。
もしそういう抜群のものを持っている人がそう言ったとしたら、
やらせでしょう。
でも、やらせにも乗らないだろうね。
脳の衰えと同時に味覚や嗅覚も落ちます。
おまえはどうなんだという心の声が聞こえそうですね。


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2006年8月7日(月)

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