医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第383回
脳の働きを見る!のです

NHKのプロフェッショナル、とてもおもしろい番組です。
カーデザイナーの奥山清行さんは、
見ていてうなるほど、格好がいいし、服装も決まっている。
そして脳の働きもとてもいいのです。

脳というのは、Oリングテストしてその血圧を見ると、
どういうわけか、
180mmHgに反応しないと最高に働いていないのです。
(腕の血圧はOリングテストしてその反応を見ると、
 110mmHgです。)
働きが悪いと脳の血圧は90mmHgです。
脳のどの場所が最高に働いていて、どの場所が働いていないか、
それを見極めて治療することが可能です。

奥山さんは脳のどの部分も最高に働いているのです。
そして番組のなかで
奥山さんに期待されていた若手のデザイナーは
前頭葉がイマイチ血圧が低いのです。
前頭葉の前野、視床の背内側核と密接に関連する部分です。
ここの血圧が180mmHgになると
もっといい発想のデザインができるし、
奥山さんが言っている意味が分かって
それを実行できると思います。
その血圧を180mmHgにする漢方薬が
この人の場合柴胡桂枝湯なのです。
これを服用することで、良くなります。

これを見てすぐ真似する人もいると思いますが、
人それぞれでみな違うので、
柴胡桂枝湯を飲むとみなさんの脳の血圧が
180mmHgになるとは限りません。
その人の脳の血圧がどのぐらいあるか、
司会者はどのぐらいあるか、アナウンサーはどのぐらいあるか、
それを言ったら始まらないので・・・。

脳を治療するときは、
まず脳に感染している細菌やウィルスを治療していきます。
うつ病や統合失調症、あるいはそれに非常に近い人から、
それと全然関係ないけど脳の働きが悪い人など、
みな多くの細菌やウィルスを抱え込んでいます。
それを片っ端から治療していき、
ほとんど細菌やウィルスが反応しない状態までもっていきます。
それだけで、自覚的にお!なんとなく脳がすっきりして、
働いているなと実感する人もいます。
そうなると脳の血圧も180mmHgになっていて、
脳の血糖値も最高レベルになっている人もいます。
ところが、細菌やウィルスの反応がなくなったのに、
イマイチよくないと言う人は
脳の血圧が180mmHgになっていないのです。

統合失調症の人でもなんとなくまだ治っていないなという時は、
脳の前頭葉の血圧がまだ低いのです。
それを最高に働く血圧にすることと、
脳の温度もOリングテストで測定するのです。
温度は36度5分から37度ぐらいが一番いいのですが、
統合失調症の人は脳の温度が32度に反応するのです。
なんとなく冷たいな!という人も
脳の温度が、特に前頭葉の温度が低いのです。
冷たいなというのは、脳が冷たいのです。

脳の細菌やウィルスを見て、
血糖値を見て、血圧を見て、温度をみる、
そうするとだいたいの脳の働き具合が予想できます。
もともとがいい人というのは、
ちょっと治療するとホント最高にいい状態に簡単になるのです。
テレビや新聞を見ていると、
ちょっと治療すると簡単にいい状態になり、
スランプを脱することが簡単にできるのにな、
と思う人が一杯います。
野球を見ていると、連敗を脱出する方法は
全員の脳を治療することが先ず、先決だよな〜と思うのですけど。
技術的な問題でなく、判断力が落ちている、
それはどこかというと脳に行き着かないですか?


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2006年7月12日(水)

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