医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第380回
落ち着きがなくて、聞き分けがなくて・・

こういう人は大人も子供も結構たくさんいます。
こういう人の脳を治療していくと、
あちこち異常のあった脳がよくなり、
次第に落ち着きがでてきます。
で、ああ、これって若年性の軽いピック病や
アルツハイマー病と考えると、納得がいきます。
子供だからピック病という
前頭葉型認知症はないと考えていたのが考え違いであって、
頑固で聞き分けなくて、
物事にこだわりすぎる傾向があるというのは、
まさしくピック病と考えて治療していくと
うまくいくことがわかりました。
全員これで治るというふうには言えませんが、
うまくいく場合もあります。

それからわけの分からない行動をするのも、
若年性のアルツハイマーと考えると
ほとんど納得のいく答がでます。
そしてそれを治療することで改善していくということは、
脳への細菌やウィルスの潜伏感染が
そのような病気を作っていると考えると
ある程度納得がいきます。

あまり物事を難しく考えると、
わけがわからなくなり、混乱するもとになります。
脳だからって特殊だと考えると、どうもいけないようです。
他の臓器と同じように
細菌やウィルスが結構簡単に感染するんだと考え
それを治療することで良くなっていく現実を見ていると、
胃にヘリコバクターピロリ菌の感染で様々な病気が起こるのと
似た現象を呈していると考えるいいのです。
これはなんどか以前にも述べました。

脳も視床のそれぞれの核と一対一で対応していて、
その部分のどこが異常になるとどうなるか、
ということが治療の結果次第に明らかになってきているのです。
以前にも話しましたが、
右の海馬というのは、左の海馬と働きがどうみても違うのです。
右の海馬はそれが働き過ぎると
免疫を抑制するように働くようです。
ですから、右の海馬の働きが悪くなると
一見健康な状態になってきます。
一見と言わず、普通の人がどっから見ても、健康そのもの
という状態になっているのです。
そして検査も正常になっているのです。

というのは、どう見ても効果がない健康食品や
癌に効くという漢方薬も癌に効いているのでなく、
実は右の海馬を癌化させているとしか思えないものがあるのです。
右の海馬の働きを無くすことで、
身体の免疫力をアップさせているのです。
クロレラや卵油やその他にも
そういう類いのものが結構たくさんあるのです。

それとこんなに脳や身体が異常なのに、
本人の自覚症状はもちろんほとんどなく、
検査やはた目にも健康そうに見える不思議な状態の人は、
右の海馬が全く異常で、
右の後頭葉の内側面
(ここは視床の外側膝状体に対応した所)が
全く正常の人です。
それ以外はほとんど異常か全く異常であっても
普通に生活できるし、別に精神病にもなっていないのです。

こういう現象をみるにつけ、
真っ先に治さないといけないのは、
右の後頭葉の内側面と右の海馬の働きを抑制というか、
過剰な働きを正常にもどしてやることが大切だ
ということに気付いたのです。
それと小脳の虫部の異常を正常化することで、
食べ物のハンディを無くするようにすることも大事です。
これらを先に治療してしまい、
後残った所を治療していく方が治りが早いようです。

ここまで書いて
こんなに筋が通らず分かりづらい文章を書いていいのかな?と。


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2006年7月5日(水)

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