第314回
過食症の人を見ていると・・・
その遠因は赤ちゃん用のミルクにあるように思うのです。
ミルクがある種の細菌に汚染されていて、
その細菌が好んで膵臓に感染を起し、
膵臓からインスリンをたくさん分泌する状態を作るらしいのです。
ですから、この細菌に対して
抵抗力がある人はそうならないのですが、
抵抗力が弱い人は、ミルクを飲ませると、
益々ミルクを飲みたがります。
それはミルクを飲む事で、
膵臓が刺戟されてインスリンが大量に分泌され、
低血糖状態に陥り、
それが益々ミルクを要求するように泣き叫ぶのです。
時間が来る前に空腹を訴えて泣く、ミルクを飲ませると落ち着く、
夜中でも空腹の為に泣く、ミルクを飲ませると泣きやむ、
この繰り返しで体重が異常に増える赤ちゃんもいるはずです。
そして成長して、中学、高校となっても、
膵臓のインスリンなどの分泌の過剰状態が起ったままなので、
食事を取り始めると、インスリンなどが必要以上に分泌され、
食事をしながら空腹を感じるというおかしなことが起ります。
また、食事をし終った時に
もう空腹を感じていることもあるのです。
それで食後には甘いものが欲しくなり、
ついつい食べてしまうことになります。
またある人は、どんどん食べ続けるということになります。
そうしないと血糖値が上がらない為です。
そのうちに胃の方が食事の量に耐えきれなくなり、
吐き気を催し、吐いてしまうことになります。
吐いた後は、血糖値が正常になっているので、
しばらくは食べなくても、いいのです。
でも、一旦食べだすと、また同じ事の繰り返しです。
こうして肥満がどんどん進む人もいます。
脳もその細菌に感染しているので、
不安感とかうつ状態になったり
様々な精神状態があらわれることになります。
当の本人も、これはおかしいと気付いているのですが、
どうなっているのだろうと思いつつ、
どうにもならない状態があり、始末に負えないのです。
これは精神的な問題でなく、
膵臓の過剰な働きと脳の機能異常なのですから、
これらに感染している細菌などを治療する必要があるのです。
普通の医者にいっても体よくあしらわれるか、
精神科にすぐにまわされるか、心療内科に行かされるでしょう。
でも、行っても埒が明かないというのは、
当の本人が一番良く知っているはずです。
脳と膵臓とを主として治療しないと
良い方向にいかないということをご存じないのですから。
この細菌は乳製品、牛肉、羊肉、インスタント食品、オリーブ油、
ある種の天然塩に多いのです。
Оリングテストで食品を選べない人は
できるだけ食べないようにするか、
赤ちゃん用のミルクは電子レンジでチンして
殺菌してから飲ませるようにした方がいいでしょう。
電子レンジでチンすることを問題にする人もいるでしょう。
そう思うのですが、どちらを取るかなと考えると、
頭を抱え込む問題です。
|