医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第303回
指輪がツキをおとしていたなんて・・・

ある人が来て、8年ぐらい前から
鮭とあるものを食べると息苦しくなるというのです。
息苦しくなったときは
ステロイドの点滴をしてしのぐのだそうです。

Оリングテストして調べると、
なるほど本人が言うような物が気管支や肺に合わないし、
その他の身体にも合わないのです。
鉄の蓄積を調べて見ると、
脳の正中、脳梁などやその周辺にも鉄の蓄積があり、
視床、尾状核、帯状回、眉間や咽、気管支、
心臓、胃、臍、小腸、膀胱、子宮、直腸、背骨などにも
鉄の大量の蓄積があるのです。
こういう状態で、治らずに来たので、
どういう易の状態かを調べると、火水未済になっているのです。
運があまりいい状態でないことを示しています。
人生で終わりに近づいた時にこういう易の状態になるのですが・・。

ですから、何をやってもうまくいかない、
命を永らえさせる手段がなくなってきているのですから、
運もいいはずがないのです。
こういう状態で症状を良くする処方は
桂枝人参湯と麻黄細辛附子湯ですが、これがピッタリ合うのです。
で、これを処方しようと思ったのですが、
鉄の蓄積がある所に血流障害がある可能性があり、
調べると確かにあるのです。

そこで原因はなにかと身体全体を見ると、
左手の薬指にしている金色の指輪が目に付いたので、
それを外してもらいました。
そうすると血流障害がパッと良くなって、
鉄の蓄積も非常に少なくなったのです。
気管の所にある不快感が少し軽くなりました。
で、この状態で易を調べて見ると、山天大畜になっているのです。
で、指輪を外した状態で再度薬を調べて見ると、
今度は半夏厚朴湯になっているのです。
そして先程の桂枝人参湯と麻黄細辛附子湯は
効かない状態になってました。
それで半夏厚朴湯を二日分処方しました。

指輪はいつ買ったのか聞きました。
今から20年以上前、指輪などを扱う仕事をしていて、
売れ残ったので、仕方なく自分で買ったというのです。
それ以後ついてない人生がずっとつきまとっていたというのです。
何をしてもうまくいかない、
いいと思っても長続きしない人生だったというのです。

二日後、咽のひっかかる症状もなくなり、
表情が非常にあかるくなってました。
ツキのない人生とはお別れのような表情です。
それ以後他の人で、指輪を調べて見ると、
運気をおとしている指輪がほとんどなのです。
いいものはたま〜にしかないのです。
体調を悪くする結婚指輪、その他の目的で身に付ける指輪、
自分ではいいと思ってる指輪が知らずに体調を崩し、
ツキから遠ざかっているなんて信じられるでしょうか。
タカが指輪、されど指輪。


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