医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第295回
睡眠時無呼吸症候群の人が・・・

ある人が来て、睡眠の時、
奥様に呼吸が止まっていると言われたと夫婦で来ました。
寝ている時、呼吸が止まっているかどうかは
本人にはよくわからないようです。

診察してみると、延髄や視床、副腎に異常があり、
それを治療するために、
半夏厚朴湯、八味丸、茵陳五苓散を4週間投与しました。

4週間後に来て、奥様が無呼吸の回数が減ってきたといいます。
うつ病グループの反応もしたので、
それには酸棗仁湯、胃腸には半夏瀉心湯を4週間投与しました。

4週間後に来て、大脳にてんかん波の反応がありましたので、
半夏厚朴湯と茵陳五苓散、それに酸棗仁湯を4週間投与しました。

4週間後に来て、脳の帯状回にまだ異常があり、
これらには柴胡桂枝湯、半夏厚朴湯、当帰芍薬散を投与しました。

4週間後に来て、いびきをかかなくなったと言います。
同じ処方を4週間投与しました。

4週間後に来て、睡眠時の無呼吸は無くなり、
いびきもかかなくなったと奥様がおっしゃってました。
延髄の呼吸中枢の異常やその他の脳の異常な反応を
片っ端から治療し、
その他に鼻や副鼻腔の異常なども治療していくと、
あれこれ手荒なことをしなくても治っていくようです。
みんなこんなにうまく行くとは限りませんが、
うまく治る人もいるのです。

ちょっと話しが外れますが、今は冬です。
冬の暖房器具から電磁波を浴びている人がいます。
今までなんともない人がしばらくぶりで体調を崩して来ると、
やっぱり大量の電磁波を浴びていて、体調を崩しているのです。
顏を見るとぽやや〜んとした顏をしているので、すぐにわかります。

電気毛布は電磁波をカットしていると謳っているものでも
使用しないこと。
遠赤外線のヒーターも使用したら寝室から出してしまう事。
オイルヒーターは絶対使用しないこと。
これは本当に悪い代物です。
遠くまで電磁波の悪影響を及ぼします。
少なくとも病院に通っている人とか、
病院に通っていなくてもなんらかの症状のある人は
使用してはいけません。
小さな時計でも大きな時計でも寝室には時計を置かない事。
電話は携帯も固定も子機も寝室に置かない事。
除湿器も置かない事。
除湿器は使用したら、遠くの部屋に夜は運んで行く事。

なんで睡眠時無呼吸と関係ない話しを書くかと言えば、
あまりにも、寝室で浴びている電磁波のために
病気になる人が多すぎるからです。


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