医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第279回
あるプロスポーツの選手の話

あまり、私のやっていることを信じてもらえないようですが、
体調の管理や運動能力を発揮するにはかなり有効なのです。
プロスポーツの選手はもともと
運動能力、カラダの土台が良いのですから、
一般の人が病気になって治療するのとわけが違うのです。
治りやすいのです。
ちょっとしたことが原因になっていて、
それを適切に治療しないと長引いたり、
選手生命に響くようになるのです。

あるプロの選手がきて、1週間滞在して治療しました。
もともとの運動能力はいいのですが、
様々な原因で細菌やウイルスに入り込まれて、
故障がちになっていたのです。
こういう場合すぐ年のせいにしたりするものですが、
それは違います。
治療することで、選手寿命も伸びるのです。
そして、全身の状態が良くなって帰っていきました。

その様子をこのように書いてくれました。

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治療した結果の体調には、いくつか発見がありました。
最も大きな変化は、かねてからの不安材料の、
他のプレーヤーとの競走中の接触です。
治療の時にもお話させていただいた様に、
自分自身のバランス感覚が悪くて、
他のプレーヤーを押し込んだり、押し上げたりする事が苦手で、
自分には向いてないと諦めてました。
そうしなくてはいけない場面でも、
頭では分かっていてもコケそうで身体が付いて行かず、
苦痛でした。
それが、今回はスムーズに、しかも苦手な左方向へ動けました。
以前のままだったらおそらくコケていたでしょうが、
そうならずに身体が勝手に動いて自分でもびっくりしています。

その他は、いただいた漢方薬を飲み始めてすぐに、
背中の両脇の筋肉のコリが取れた事です。
疲れが溜まるとまずここが張って、
鍼やマッサージに行ってほぐしてもらっていたのですが、
なかなかコリがとれずにいました。
朝起きた時には痛みさえあってつらい位でした。
それが全くなくなり、
そればかりか身体全体が以前より柔らかくなった様です。
そして、何か頭の中がモヤモヤしてたのが取れて、
頭と身体の感覚もシャープになった気がします。
とにかく体調も良く、食後はすぐに眠たくなっていたのが、
それも改善されて、良い事ずくめで毎日快適に過ごせています。

身体と精神に毎日なんとなく疲労が蓄積していき、
大きい意味での「老化」を感じてましたが、
治療していただいて、より元気に「ごきげん」に過ごせています。
とても効果の高い治療法だと感じました。
ライバルには教えられません。
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というお話です。
治療していて、
バランス感覚が悪いということを話してくれたので、
それは小脳の腹側面の上部に問題があると思い、
Oリングテストしてみるとなるほどそうでしたので、
そこを治療することで、バランスが取れるようになったのです。
フィギュアスケートの選手がここが悪いと転倒したり、
そもそもここが働きが悪いと、フィギュアなんてできないのです。
転倒する時は一時的にここに問題が生じていると思います。
細菌やウイルスの感染があるのです。
それを治療すると
4回転ジャンプもスムーズにできるようになるのです。


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