医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第270回
海馬!不思議な海馬

海馬の働きが悪くなると
記憶が維持できなくなると言われています。
今言われた事、今言った事をすぐ忘れるというのです。

たしかに患者さんを診察してみると、
左の海馬に細菌やウィルスの感染や出血があると
記憶が極端に悪くなることがあります。
また、てんかん波の反応があると
一時的に記憶が飛ぶような現象を起こす人もいます。
細菌やウィルスなどが感染していると物忘れがひどくなります。
感染していることがわからずにいると
それが持続的になるわけです。
近ごろ妙にモノワスレがひどくなったな、
年のせいだろうかと考えたり、
医者に言われたりすることもあると思います。

でも、左海馬に感染している細菌やウィルスを
Oリングテストしてきちんと見つけ、
それにピッタリ効果的な漢方薬を投与すると回復してくるのです。
もちろん出血なども治療できる漢方薬もあります。
出血といっても滲むような出血はよくあることで、
それが起きると一時的に物忘れがおこり、
或る程度時間が経つと自然に回復してきます。

右の海馬はまた働きが違うのです。
右の海馬の働きが違うということは
どの教科書にも載ってませんし、
だれもそのことを言ってる人はいないはずです。
色々な患者さんを診察していると、右の海馬の異常な人がいて、
そういう人は決って自覚症状が欠落している人が多いのです。
Oリングテストして明らかに病気になっているのに、
そしてヘルペスウィルスなどの
痛みを起こすウィルスや細菌の感染があるのに、
自覚症状がないのです。

このことは長い間の疑問でした。
アロエやクロレラなどは右の海馬に異常を起こし、
働きがまったくなくなる状態を作りだすのです。
(一部の人では玄米がそういう働きをする)
それでカラダに異常があるのに
自覚症状が欠落する状態を作るので、
一見病気が治ったような不思議な現象を起こすのです。
それらを止めると右の海馬の働きがもとの正常な状態になり
また症状がぶりかえすので、
本当に治っていないのがわかるのです。
どうしてなんだろうとずっと考えていました。

ここからは、私の勝手な推測ですが、
最近、右の海馬をOリングテストして調べたら、
右の海馬は小脳に非常に密接に関連しているのがわかったのです。
小脳の情報を取り入れているようなのです。
小脳というのは、
細菌やウィルスの情報を遺伝子のレベルで記憶している場所です。
ある細菌やウィルスが人のカラダに入ってきたら、
小脳の記憶から情報をとり出し、
海馬を経由して骨髄につたわり、
そこで細菌やウィルスに対抗する
免疫細胞が作られるようなのです。
骨髄からでた免疫細胞が
細菌やウィルスをやっつけるという図式になるようです。
それと右の海馬は五臓六腑からの情報も入ってきているのが
Oリングテストすると判ったのです。
左の海馬ではそのようなことがないのです。


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