第266回
不整脈はこうして治るのです
18年前から不整脈があり、
その他に腰痛やニキビなどの症状も治療していたそうです。
不整脈は放置しておくと、
心臓の中に血栓ができていたりして脳梗塞の原因になります。
ですから、きちんと治療しておいたほうがいいのです。
遠くから来ましたので、
青森市浪岡に三日ぐらい滞在する予定で来られました。
最初の日にOリングテストして、胸壁に心臓の輪郭を書きます。
それから、心臓の刺激伝導系も
Oリングテストして書いていきます。
内側の漢字の「人」のような形になっているのが刺激伝導系です。
心臓を動かす電気の配線のようなものです。
その刺激伝導系が赤い点々で上書きされているのは、細菌です。
その細菌は虫歯を起す細菌です。
それが歯肉から血流に乗って
長い間に心臓の刺激伝導系に感染したのです。
図1の写真でわかるようにビッシリ、
刺激伝導系全般にわたって感染しているのです。
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図1
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それと血栓の反応もありました。
虫歯の細菌には炙甘草湯、
血栓には桂枝茯苓丸がOリングテストして
即座に効く事がわかりましたので、それを一日分投与しました。
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図2
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翌日の写真が図2のそれです。
翌日も同じように心臓の輪郭と刺激伝導系を
Oリングテストして書き込みました。
それからなんの細菌が反応するかを調べると、
虫歯を起す細菌はいなくなってました。
刺激伝導系の上の方に
赤い点々が消失しているのがわかると思います。
良くなっているのです。
赤い点々は、今度はヘリコバクター・ピロリ菌が反応しました。
Oリングテストして効く薬を決めると、
ピロリ菌には桂枝加芍薬湯です。
それと脳の免疫システムの働きが悪い所を治療するのに、
半夏厚朴湯です。
この二処方を一日分投与しました。
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図3
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三日目の写真が図3です。
前日と同じように心臓や刺激伝導系を書き込み、
それと細菌の感染している状態も書き込みました。
更に赤い点々が少なくなってます。
良くなってきたのです。
良くなり方が手に取るようにわかるでしょう。
今度は赤い所に反応する細菌は、
セラチアなどの尿路系に感染する細菌です。
これには、当帰芍薬散です。
それと脳の免疫システムの働きを良くし、
胃腸もよくする黄今湯を投与しました。
ここで、滞在する日にちを延長して、
もう少しいることにしたのです。
そうした方がもっとよくなるし、
それが手に取るようにわかるからです。
次回に続く。
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