医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第264回
四日間滞在して治療した人の経験です

遠くからおいでいただいた方ですが、
最初の日に診察した時は肺などに問題があったのです。
しかし、毎日診察して、その都度漢方薬を変えて、
少しずつ良くなっていきました。
そして、四日目にはほとんど問題なくなったのです。
診察と治療が終ると、棟方志功記念館で版画を鑑賞したり、
白神山地を散策したり、三内丸山遺跡へ行ったりしてたようです。
天気もいい日が多く、秋の青森を満喫して、
そして体調もよくなって帰られました。
その人の感想です。本人の了解をとってのせました。

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どこからともなく聞こえてくる心地よい音楽。
清潔なベッドの上に身を横たえて先生の診察を待っていると、
深い安心感に包まれて、
思わず眠り込んでしまいそうになりました。
 
診療室自体が、来院する患者さんの精神を
穏やかにさせる空間になっている。
そのことに、まず感心しました。

1日目の診療が終わって、先生のご指示どおり、
食前、食後に薬を飲み、1日1度、お灸をする。
2日目、3日目と通院するうちに、
自分の体の変化に気がつきました。
体が軽い。心も体も緩んで、柔らかくなった気がしました。
その状態は現在も続いていて、
先日、武術をかじっている友人に
「力が抜け、すっと立っていて美しい」
と立ち姿を誉められたのがうれしかったです。

先生の笑顔はとても素敵で、
接しているだけで、心が解きほぐされていきます。
一緒に診察を受けた妻も
「本当に先生はきれいな顔をされてるね」
と感銘を受けていました。
また、ぼくとつとした津軽弁のイントネーションで
先生に「うん。良くなっている」と言葉をかけられると、
何か温かいものに包まれている気がします。
処方される漢方薬だけでなく、先生の笑顔と言葉も、
患者にとって大事な薬になっていると思います。

先生のおかげで元気になった心と体で、
毎日を楽しく、有意義に過ごしていきたいと考えています。
ありがとうございました。
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というメールが届きました。


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