医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第259回
急に具合が悪くなったのです

今まで元気に話してをしていたおばあさんが
トイレから出てきた途端、青白い顔をして冷や汗をかき、
血圧が急激に下がってしまったのです。
ベッドに寝せて、血圧を測定してみると
脈は触れるけど、低くてよく測れないのです。
救急の処置ができないので、救急車を呼び、病院に搬送しました。
病院に到着したら、特別なことをしないのに次第に元気になり
事無きを得たのです。
我ながら情けないなと思ったものです。

家族に連絡して、来てもらったら、
ああ、よくあることだというのです。
家でも一年に2〜3度あり、その時は静かに寝せておくと、
直に回復し、それがもう20年以上前からなのだそうです。
元気になって家に帰ったようで、その後本人から電話があり、
明日また行ってもいいかというのです。
ちょっと躊躇しましたが、ああ、いいですよ、といいました。

20年以上前から起っているし、
てんかんとは言われていないということでしたので、
これはてんかんの一種で、
脳の心臓に対応する部位にてんかんの反応があり、
発作が起ると心臓に異常を起すのだろうと思いました。
翌日来院しましたので、脳をOリングテストして調べてみると、
やはり、大脳の心臓に対応する部位に
てんかんの反応があるのです。
それを治療する漢方薬を選び、処方して返しました。

きっとこの人は大脳の灰白質にある
心臓に対応する部位に問題があり、
心臓をうまくコントロールできない状態があるのです。
いわゆるてんかんと違い、
発作を起すと心臓にだけ異常を起すため、
うまく説明ができないで、いままできたと思うのです。
このことから、Oリングテストで
脳にてんかん波の反応がある人がたくさんいるのですが、
てんかんと診断される人がほとんどいない状態とを考えてみると、
きっと本当のてんかんと診断される人は
ある臓器と対応した人だけだろうと考えました。
そこで、てんかんの画像診断の写真をOリングテストしてみると、
全部が大脳の胃の部位にてんかん波の反応がある人が
てんかんと診断されているのです。
それだけではなく、
副腎髄質も一緒にてんかん波の反応がある人が
てんかんと言われているようなのです。
ここからおもしろいことがわかったのです。
それは次回です。


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