医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第258回
急に吐き気がして1週間たっても治らないのです

二十歳前の人なのに、こうなるというのは、
寝室で電磁波を浴びていて、抵抗力が落ちている証拠です。
診察してみると、全身に強く電磁波をあびているのです。
そして肝臓や胃や心臓や腎臓、
ほとんどの臓器の働きが低下しているのです。

弱い臓器の部位というのは、
その臓器に対応した脳の部位にも問題が起きているのです。
脳の部位を治さないと本当に良くならないのです。
どうも脳というのは、
全身の臓器の作用もコントロールしているようで、
例えば、胃潰瘍の場合でも
胃だけの治療だとうまくいかない時は
脳の胃に対応する部位にも必ず問題があるのです。
ですから、脳の胃の部位を治療して
始めてうまく治療できることがあるのです。
ガンの場合も必ず
そのガンの臓器に対応した脳の部位にも問題があるのです。
脳も治さないとうまくいかないことがあるのです。

この人の場合は脳と胃などの臓器を治療する目的で、
大建中湯、半夏厚朴湯、柴胡桂枝湯を投与しました。
一日分です。
一日で変化することがあるのです。
翌日は大分よくなってきました。といいます。
今度は小腸の働きが未だ良くないのです。
そこで、大建中湯、当帰四逆加呉茱萸生姜湯、
半夏厚朴湯を一日分投与しました。
これで吐き気も治まり、食欲もでてきたので、
三日分投与しました。
脳も胃腸も良くなってきているのです。

三日後にきて調子が良かったのですが、
ある栄養補助食品をたべたらまた悪くなったというのです。
こういうものはほとんどいいものがないので、
テレビの宣伝どおり食べているととんでもないことが起ります。
もともと何を食べてもいいような人が食べるものなので、
デリケートな人は宣伝に惑わされると大変な目にあいます。
で、今度は、大建中湯と当帰四逆加呉茱萸生姜湯と
桂枝人参湯を処方しました。
その後は何事もないということなので、
2週間分持たせて帰しました。

こういう場合、毎日来ていただくと、
本当に良くなっていくのがわかり、
カラダの変化が手に取るようにわかるのです。
そして早く良くなっていきます。
この人には、よく噛むこと、早食いは健康を害するよ、
早くても良く噛むことが大切ですと話しました。

テレビなどの宣伝はうのみにしないこと、
試してガッテンも鵜呑みにしないこと、
食べていい人もあるし、やっていい人もいるけど、
ダメな人も必ずいるんだよ、
その事をよ〜く覚えていておいてください、と。


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