医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第233回
相撲をもっと面白くする方法です

幕内の揃い踏みを見ていると、
皆体力は十分あるのに、どうして怪我をする人が多く、
内臓も丈夫でない人が多いのかなと思います。
それぞれが皆様々な工夫をしながら、
トレーニングをしていると思います。
主治医もいるでしょう。
専任のトレーナーのような人もいると思います。

稽古はものすごくしているのに、
どうもイマイチ成績がよくないとか、
相撲の素質はあるのに、
どうして成績が付いてこないのだろうとか、
悩んでいる人も多いと思います。
やれるだけのことは全てやっている、
もう稽古は人に負けないだけやっているし、
食べるものは十分過ぎるほど食べている。
相手の研究も十分しているし、取り組みの前にビデオを見て、
イメージトレーニングもしている、なのに、うまく行かない。
親方もやれることは全てやっている、
なのに何故か相撲がおもしろくない。

それは本番になって
その人が本来もっている脳力を発揮していない、
あるいは、発揮出来る状態にしていないことです。
これは稽古だけでは発揮できるような状態にはなりません。
忘れていることが一つあります。
脳の働きを良くすることです。
脳の働いていない所を治療することで、働く状態にすることです。
咄嗟の判断をするのも脳です。
相手の動きをすばやく読み取って、
それに対抗するような技を使うのも脳がすることです。
練習でなんとかなる部分もありますが、
その練習の成果を蓄積する脳の働きが良くないといけません。
計算でもなんでも練習することで、或る程度は上達します。
しかし、その基礎となる脳に問題があると
なかなか一定のレベルを越えないのです。
もともと脳が悪い人というのは、幕内になる人はいないはずです。
脳の働いていない部分があるために
自分の力を十分に発揮出来ず、
どうして? なぜ? ということになっているのです。

その人が持っている脳が十分働いてこそ、
その人の最高の個性が発揮され、また能力も発揮されるのです。
脳が眠っている人が多すぎるために、
相撲がおもしろくないのです。
脳を治療して、目覚めさせ、
全ての幕内の力士が最高の状態になった時、
相撲はもっともっとおもしろくなるでしょう。
そんなことできるわけない?と思うでしょう。
そういう人はアタマがコチコチの硬い人なので
その人から真っ先に治さないといけませんね。

まず脳を治し、力士が持っている本来の脳の働きを発揮させ、
しかもその人が合わないものを食べないようにする。
脳に合わないもの、肝臓に合わないもの、胃に合わないもの、
筋肉に合わないものとあります。
それを個々に調べます。
そして最高に合うものを食べるようにする。
それから、寝室をきちんとして、電磁波を浴びないようにする。

それと女性も病気を持ってない人と相手する。
血気盛んな人が女性となにをしないなんて
考えられないのですから、病気のない人で、
しかも、その力士が最高に力がでる人と
一緒になるように相談にのる。
知らないで病気持ちの人からもらっている人もいるようです。
その為にその細菌やウィルスが関節や筋肉にまで達して
故障を起す原因になっているのですが、
それを知っているのか知らないのか、よくわかりませんが、
これも非常に大切な管理です。

ついでに性格が悪いのも脳を治療することで、
良くなるのですから、
皆から好かれるような脳の状態にもっていく。
もともと人間はよく出来ているのですから、
その人本来の姿にしてやればいいだけのことなのです。
そうすると、個性同志がぶつかり合ういい相撲が期待でき、
もっともっと白熱したおもしろい相撲が
数多く見られるようになるし、
自然と人気がでるようになると思います。
やる気のある人を治すのですから、ことは割合に簡単です。

誰かいませんか。私を顧問にする人は。
顧問料を高くはずむ人いないですか。
この話しは相撲だけじゃなくて、スポーツ全般に言えることです。
脳が眠ったままで勝負している人が多すぎるのです。
非常にもったいないことです。
あの人もこの人も数え上げたらいくらでもいます。
もっともっと活躍できるのに
練習だけしてたのでは壁を越えられないのです。


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