医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第228回
脳はこんなによくなるのです

注意力がなくなってきたという人がいました。
私と同じような年齢です。
調べてみると、全身に強く電磁波を浴びていて、
トルマリンの布団を使用していました。
枕もトルマリン入りのものを使用しているのです。
トルマリンも合う人と合わない人があり、
合わない人はこのように大変な目にあうのです。

電磁波の原因は布団ばかりではないので、
寝室を片づけるように話しました。
脳を調べてみると、
以前のコラムで述べた
鬱病のグループや統合失調症のグループの反応があるのです。
左右同じ程度に働きが悪くなっていると、
そういう病名がつくほど悪くなるのですが、
右か左だけだと、注意力がないとか、
ときどき落ち込むとかいう症状がでるようです。

その他にも記憶をつかさどる
後頭葉とか海馬にも異常がありました。
視床にも異常があったのです。
鼻の下が大腸に強く反応していましたので、
アルツハイマー病になるリスクが高いのです。
そこで、柴胡桂枝湯と八味丸、それと茵陳五苓散を処方しました。
途中で、八味丸は胃の調子が悪くなるというので中止し、
柴胡桂枝湯と茵陳五苓散を継続して服用しました。

一ヶ月後に来院した時には、
全く脳の異常な反応がなくなっていたのです。
うつグループの異常も統合失調症グループの異常も、
後頭葉の異常も、視床の異常も、全て反応しなくなっていました。
そして注意力がでてきたと言います。
もちろん電磁波も浴びていません。
以前の腰痛とか手足が冷えるとか、むくみがあるとか、
だるいとか、肩がこるとか、下痢しやすいとか、
鼻がつまるとかの症状も消失していました。


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