医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第209回
ただ薬を飲んだだけじゃ効かないよ!

ある癌患者さんの治療をしていて、
難しいなホントと思います。
それは、効くはずの薬を服用しただけでは、
癌の部位に到達していないのです。
患者さんは飲めば効いてくれるものと勘違いしていますから、
こんなに一生懸命飲んでいるのにどうして、
ちっとも良くならず悪くなっていくのか不思議だ
という顔をしています。

まず、寝室で電磁波を浴びないように注意しているのですが、
これがまた、ピンとこないのです。
何も置くなというと、ハイハイ何も置いてませんといいます。
片付けましたというのです。
以前のごちゃごちゃしていた部屋からはましになった
という意味合いなのです。
寝室の部屋の写真を写して持ってきてもらうと、
なんと時計が数個もあるじゃないですか。
それに温度計もあるじゃないですか。
額もあります。花瓶もあります。人形もあります。
これでは片付けたということにならないのです。
時計は一個でもあればダメなのです。
寝室の戸を開けて中を見た時、
全くガランとしている状態が何もないという意味です。
今の時代はこうしないと、
色々なものがアンテナの役目をするのです。
これをキチンとすることです。

次に、着ているもので血流障害を起さないものを着ることです。
これがまた面倒です。
下着から上衣まで全部調べて、
いいものだけを着ることが必要です。
下着は最初よくても、
洗濯をしている間に血流障害を起すようになるものもあります。
定期的に調べないといけないのです。
時計、メガネ、入れ歯その他身に付けるものすべて、調べます。
そして、身体にいいものだけを身に付けるようにするのです。
こうすると薬は患部にも入るようになります。
24時間到達していることが大切です。

次にもっと薬が患部に集中的に入るようにする方法をとります。
これは大村先生が発見した方法を用います。
それから、これも大村先生が発見した
足の三里(従来の足三里は効果がない)に置針をして、
定時的に刺激をすることが必要です。
次に薬を効かなくする食べ物を食べないこと。

その他にもありますが、
要するに24時間癌の部位に集中的に薬が入るようにすることが
大切なのです。
こうしないと、手ごわい癌はうまくいかないのです。
いいかげんに生活してもうまく行く人もいますが、
きちんとしないとうまくいかない人の方が多いのです。
キチンと続けることはかなり厳しく、
途中で投げ出すと、
途端にどんどん癌は大きくなることになります。
ですから、人生何をしたいのかということが問題になるわけです。
生きて何をしたいかです。


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