医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第178回
歩くのもままならないでやって来ました

一カ月ぶりで来院した老人です。
この前来た時は元気で足取りも軽く声にも張りがあり、
笑顔で話しをしていました。
この豹変ぶりはどうなっているのでしょう。
本人も食欲がなく、咽の調子が悪いし、
身体に力が入らないというのです。

調べてみると、確かに胃腸も悪く、気管もよくありません。
脳の働きも極端に低下しているのです。
そして大量の電磁波を浴びているのです。
老人が強く電磁波を浴びると
一夜にしてびっくりするほど体調が悪化します。
特に電磁波に弱い人はその悪影響が顕著にでます。
どうなってるのかな、何か寝室に持ってきたのかな、
寝る部屋を変えたのですか、と聞いてみました。

寝る部屋を変えて、冷蔵庫のある部屋に寝ているというのです。
でも、それだけでは
こんなに大量の電磁波を浴びることはない量の
電磁波を浴びているのです。
本人はそれ以上いいませんでした。
診察を終ってベッドから起き上がろうとしても
容易に起き上がれないほど弱っているのです。
スタッフが手助けしてやっと待合室に向かいました。
その途中にあれこれと、
どうしてこうなったか尋ねたのだそうです。

そうしたら私には言いませんが、
電気敷布を敷いて寝ていたというのです。
それを聞いたわたしは、がっくり気落ちしてしまいました。
あれほど、電気毛布や電気敷布は使うな、
捨ててしまいなさいと本人に言ってあったはずなのに、
まだ使っているのです。
これじゃ、医療費はいくらあっても不足するのは当たり前です。

皆さんもこういう事している人いませんか。
きっといるはずです。
自分も苦しんで、
しかも医療費の無駄遣いをしているのを知ってますか。
電気毛布などはそれを止める3月ごろに一番影響がでるのです。
春先に体調を崩す人、電気毛布や電気カーペット、
オイルヒーターを使ってませんか。
止めて捨てることです。
そのまま使い続けると、脳卒中やボケたり、
物忘れがひどくなりますよ。


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