医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第177回
頭がはっきりしないのです

頭が重苦しいような、ぼさーとした感じ、
時々痛みがあるし、脳がどうかなっているのでしょうか。

私の所に来る前にCTなど色々な検査をして
異常がないというのです。
最初は電磁波を浴びていたので、寝室を片付けるように話し、
寝室は片付けて電磁波を浴びていないようになったのですが、
どうしてもOリングテストして薬を出すのですが、
うまくいかないのです。
頚から下はよくなっているので、
身体の調子はいいが頭だけ良くならないというのです。
それでも脳の異常はOリングテストすると
少しずつは改善しているのです。

この日もOリングテストして調べて、漢方薬を処方しました。
帰りがけに、黒豆の煮汁を毎日飲んでいるのですが・・・
と言います。
え!とつい私も言ってしまいました。
初診の時に毎日飲んでいるもの、
健康食品などなんでも言ってくださいと言ってあるので、
まさか!と思いました。
こういうなんでもないような、
いわゆるテレビや新聞や健康雑誌で取り上げているもので、
しかも毎日食べているものは本人も特別気にしないようなのです。

それで、早速、大豆や黒豆が
この人にどういう作用をするかOリングテストして調べると、
脳以外の身体には気になるほどの害にならないのですが、
脳に対しては非常に害になる反応がでるのです。
テレビや新聞、雑誌で健康にいいと言ったりするのを真に受けて、
とんでもないことをしている人がいるのです。
合う人はいるのですが、
自分はどうなのかよ〜く見当しないと
この人のようにトンデモナイことになるのです。

その他に酢がいいと言うので、酢大豆も食べているというのです。
これも全く脳にダメージを与えるのです。
早速止めてもらいました。
こういうことをすると薬も効きが非常に悪いのです。
知らずに、この人と同じようなことしてる人いませんか。
酢を飲んでいい人もいるし、ダメな人もいるのです。
無頓着に続けることは危険です。
玄米菜食で合う人は生き延びているので、
声高にいい、いいと言いますが、
合わない人は死んでいるので、何もいいません。

米が合わない人もいるのです。
タバコも合う人もいるのです。
健康食品などを調べると、本当にいいものないのです。
無駄金を使っている人がなんと多いことか。
これを飲んでいるから癌で生き延びているという人を調べると、
その健康食品が全く効果がなくて、
その人はもともと免疫力があり、
条件がいいから生き延びている人が多いのです。
健康食品を飲んでいるから生きていると誤解している人が
なんと多いことか。


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