医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第175回
染色体をOリングテストでマッピングしました

今から3年前にこんなことできるかな?という思いと、
染色体の何番目のどこが
どの臓器を作っているのか興味を持ちました。

そこで面白半分で、Oリングテストを繰り返し、
22本の染色体とXとY染色体をマッピングしてみました。
最初は胃とか大腸とか肝臓とか
Oリングテストで共鳴する部分を見つけようと
全体を繰り返し、繰り返しOリングテストしてみると、
胃に共鳴する部分は第16染色体の中ほどにあるのです。
その他では共鳴しません。
そこが胃を作る設計図の可能性があるのです。
写真の図がそれです。

16染色体のマッピング図

16染色体の部分の中ほどに胃とありますが、
ここが胃に相当する可能性があります。
その上が食道です。
その上が大網、その上が肛門、その上が大腸です。

18染色体のマッピング図

肝臓は18染色体の上3分の1ぐらいの所にあります。
その下が副腎、その下が網膜、その下が卵巣とか精巣です。
その下が胆のうです。

19染色体のマッピング図

19番目の染色体は上が心臓、心臓の弁の三尖弁、僧帽弁、
その下が小腸、その下が小腸のE細胞、膀胱、鼻、
前立腺あるいは子宮、腎臓とあります。

20染色体のマッピング図

20番目の染色体は、
上は肺、気管、横隔膜、帯状疱疹(VZV)の抗体、
ノルアドレナリン、ソマトスタチン、セロトニン、
ドーパミン、すい臓、目の水晶体や瞳孔など、
すい臓と目はオーバーラップしています。
糖尿病の人は目も悪くなりやすいというのは、
すい臓と目とは遺伝子のレベルで
密接に関係しているからかなと考えています。

20番目の真ん中は胎盤を作る遺伝子があるようです。
マッピングしてみて、
東洋医学で言う経絡と
同じような構成になっているなと思いました。
陽明大腸経と陽明胃経が同じ遺伝子にある。
厥陰肝経と厥陰心包経
(心包経の心包というのは副腎のことです)、
少陽胆経と少陽三焦経(三焦とは精巣、卵巣のことです)
が同じ18番目の染色体にある。
19番目には少陰心経と少陰腎経、
太陽小腸経と太陽膀胱経がある。
20番目には太陰肺経と太陰脾経
(脾というのは、今のすい臓に相当するのです)があり、
きちんとセットになっているのです。

不思議だなと思ってます。
今から4000年以上前の中国の漢の時代に
こういうことがすでにわかっていたのかな?と。


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