医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第174回
2年間も腰痛が治りません

あちこちで治療しているのですが、よくならないというのです。
大量に電磁波を浴びていて、
身体の中心部に鉄が大量に蓄積している状態があります。
整形外科の薬で胃腸が悪くなったといいます。
そこで、Oリングテストして、薬を合せ、
赤核には桂枝茯苓丸、橋には半夏瀉心湯、
延髄には、苓姜朮甘湯を投与しました。

3日後に来て、痛みは2分の1になったといいます。
電磁波も浴びていないのです。
寝室を片付けたといいます。
桂枝茯苓丸と半夏瀉心湯は同じく投与し、
苓姜朮甘湯を桂枝加竜骨牡蠣湯にしました。

3日後に来て、更に腰痛はよくなったといいます。
実は膝の痛みもあったのですといいます。
もう一度Oリングテストして薬を合せると、
桂枝芍薬知母湯と黄今湯、それに桂枝加竜骨牡蠣湯でした。

3日後に来院し、もうちょっとしか痛くないので
薬を長くだして欲しいといいます。
Oリングテストすると、
桂枝茯苓丸、桂枝芍薬知母湯、酸棗仁湯の3つが合いました。
桂枝茯苓丸は視床、大脳皮質、扁桃体、海馬などにも効きます。
酸棗仁湯は延髄の腎臓の部位にも効果があります。
痛い部位や苦しい部位などには細菌ウイルスの感染が反応します。
そして個々の細菌、ウイルスに効果的な漢方薬はあって、
次々と虱潰しに治療していけば良くなるのですが、
それだと再感染が起ることがあります。
すーっと良くなることもあれば、
イタチごっこになることもあるのです。
生活上の注意も必要ですし、
夫婦生活での問題も浮かんでくるのです。

それだとラチが明かないと考え、
もっと身体の免疫を挙げる方法を考えないといけない
と思っていました。
それが延髄、橋、赤核、視床の治療をすることで、
身体全体が細菌ウイルスの種類に関係なく
よくなっていくということが分かったのです。
こちらの方が手っ取り早いような印象があります。
今の所、従来の漢方のやりかただと
延髄、橋、赤核、視床を的確に治療するのは、
むずかしいと思います。
やはり、Oリングテストで選んだ方が早いようです。


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