医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第156回
胃腸の症状のある人は・・・

慢性的に胃腸の具合が悪い人がいました。
胃がもたれる、胸焼けする、下痢する、お腹が張る、
これなんとかならないか。

もともと胃腸が弱いのですから、
胃腸の丈夫な人と比べて
同じような食生活をすることは無理があります。
こういう人の食べているものをOリングテストして調べると、
細菌やウイルスに汚染されているものが非常に多いのです。
自分が好きで食べているものが
細菌やウイルスに汚染されているとは、夢にも思わないのです。
食べ物が悪いのですよと言われても、
話しを聞いているのかいないのか、
まるで無頓着な生活をしているのです。

早急に胃腸の調子をよくしたいのであれば、
Oリングテストして
細菌やウイルスに汚染されていないものを食べる事です。
それから、自分に合わない食べ物を知り、
それを食べないようにすることです。
何が合い、何が合わないかというのは、
毎日の体調に気をつけるとすぐにわかりそうなものですが、
そういかないのがこういう人なのです。
合う食べ物でも細菌やウイルスに汚染されているものを食べると
胃腸を壊しますから、見当がつかないのです。

それでも比較的体調のいい時があれば、
その時は何を食べ、何を食べなかったか、
どこで食事をしたかというのを
日記やメモにつけておくといいのです。
後で振り返ってみて、わかることが多いのです。
メモするのも日記をつけるのも、面倒だという人は、
まず、よく噛むことです。
唾液は強力な殺菌作用をもっていますから、
よく噛むことによって食物が唾液と混ざり、
細菌やウイルスに汚染されていたものも
よくなることが多いのです。

食べ物を食べている時は汁物を飲まない事です。
噛む事で自然に飲み込めるような状態になるまで噛む、
ともかく噛むことです。
こういう話しは胃腸の丈夫な人には、
ばかばかしくて読むのも煩わしいと思います。
噛むことで、自分に合うもの合わないものがあることを
わかるようになっていくのです。
胃腸を治療し、脳を治療し、
結果として胃腸が丈夫になっていくのに、
少し時間がかかります。


←前回記事へ 2005年1月28日(金) 次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ