医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第151回
胃ガンの手術の後食欲がなくて・・

70歳の人ですが、
8カ月前に胃ガンの手術をして、
その後吐き気と便秘、食欲がないというのです。
寒くなると5〜6年前から電気毛布を使用しているし、
今年ももう電気敷き毛布を使っている。
テレビ、ラジオ、電話の子機が寝室にあるといいます。

タグ、洗濯表示を切り取らないので、
身体の中心部に鉄が蓄積している。
それが幅5〜7センチもある。
そこに病気がまた、再発する可能性があるのです。
当然、大脳辺縁系や大脳基底核にも鉄の蓄積があるので、
ここにも異常を起こし、鬱状態になっているのです。
タグ、洗濯表示、歯の合わない金属による鉄の蓄積は、
脳の赤核の異常により起ります。
赤核に異常のない人は
タグ、洗濯表示などの影響を受けにくいのです。

まず、副腎皮質、髄質、視床、視床下部、脳下垂体、
赤核、海馬、扁桃体の異常と胃腸の異常を治す漢方薬を
Oリングテストして調べました。
大建中湯、桂枝人参湯、きゅう帰膠艾湯の
3処方が効果があるとでました。
それを1週間処方しました。
もちろん、寝室を片付ける事。
針金のハンガーなどは捨てる事など
こまごまと説明しました。

一週間後に来院し、便秘は良くなった。
食欲はまだないというのです。
タグ洗濯表示を切り取っている為に、
鉄の蓄積はなくなっていました。
電磁波もあびていません。
赤核はよくなっていますが、まだ異常があります。
今度は猪苓湯と温経湯です。
それと胃の部位の癌反応には、
桂枝去芍薬加麻黄細辛附子湯です。

1週間後に来院し、食欲が出てきて、
食べても突き上げることもなく、便通もよい。
顔色もよくなってきました。
そして、胃の部位にあった癌の反応も
非常に少なくなっていました。
赤核の異常もなく、海馬、扁桃体、視床、視床下部、
脳下垂体、副腎の異常もありません。
それに小脳の歯状核、栓状核、
虫部の異常もなくなっていたのです。
この小脳の部位が正常だと
感染症にかかりにくくなるようです。
同じ処方を3週間だして置きました。

これからどうなるか予断はゆるさないのですが、
十分注意して経過をみていきたいと思っています。


←前回記事へ 2005年1月17日(月) 次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ