第109回
右肩が痛く腕を挙げられません
65才の人ですが、
4ヶ月前から右肩が痛くなり、治療したのですが、
腕を後ろに回す事も、上に挙げることもできないというのです。
四十肩、五十肩と言われているものです。
治らずに諦めている人も、
自然に治りますと言われてほって置いている人もいると思います。
年だからとか言われている人もいると思います。
病気に年なんてあまり関係ないと思います。
年相応に元気で動き回れるというのが当たり前です。
膝が痛くて治りづらいと年だからと医師に言われて、
ハイそうですかと思っている人もいるようですね。
この人は右半身に強く電磁波を浴びているのです。
その為に痛みを起こし、痛みが起きたら今度は治りにくいのです。
それで、寝室を片付ける事を話しました。
うまく寝室を片付けると翌日から違いますよ、と。
それから、タグ、洗濯表示などを切取ることなど
ちょっとした事ですが、大事なことなどを話しました。
そして、漢方薬をOリングテストして選んでいきました。
牡丹皮と桃仁が
Oリングテストで効果があることがわかりましたので、
これの入った処方を選び合せてみると、
桂枝茯苓丸です。
それから、柴胡も合うので、
柴胡の入った処方から
柴胡桂枝湯が一番Oリングテストで効果があるようなので、
これを選びました。
それから、石膏、知母、炮附子、の入った処方の
桂枝芍薬知母湯も選び、この3つを一緒にしても合います。
肩に感染している、化膿連鎖球菌、ぶどう球菌、
ヘルペスウィルス、緑膿菌などなどにも
これらの薬が効果があることも確認しました。
それと鉄の蓄積にも効果のあることも確認しました。
ちょっと遠いので一ヶ月分を処方しました。
私は、青森県の浪岡町という所で開業してますが、
患者さんの所から、危険な運転をしないで来ると、
三時間以上かかるのです。
一ヶ月後に来院して言うには、
帰った翌日からよくなっていったということです。
腕は上に挙げる事も後ろに回す事もできるようになりました。
もう少し違和感があるというので調べてみると、
今度は、桂枝芍薬知母湯を桂枝加朮附湯に変えればいいことが
分かりました。
それで、柴胡桂枝湯、桂枝茯苓丸と桂枝加朮附湯を投与しました。
もちろん電磁波を浴びていません。
あちこち痛い人、今日から寝室を先ず、片付けましょう。
そうすると年のせいでないことが良くわかります。
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