医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第102回
何を食べたらいいのかわかりません

55歳の人ですが、
今から6年前に胃ガンの手術をして、
その後、腸閉塞を10回以上起こしています。
入院するほどでない症状は数えきれないぐらいあるというのです。
食後の腹痛が主なものですが、
どういう食事を作ればいいのか、ほとほと困ってしまったと
一緒に来た家族がおっしゃっていました。
調べてみると、全身に強く電磁波を浴びていましたので、
寝室を片付けるように話しました。
それから、
何がこの人にとって合わない食べものかを調べてみると、
米と大根です。
それを食べられるように体質を改善して行く処方として
桂枝加芍薬湯、半夏厚朴湯、きゅう帰膠艾湯の
3処方をだしました。
そして、良くなるまで米と大根を食べないようにと話しました。

三日後に来院し、今までと違い、食後の腹痛などは全くなく、
体調もよくなり、畑仕事もしているというのです。
電磁波を浴びていません。
同じ処方を一週間投与しました。
次に来院した時に右腕が痺れるというのです。
右半身に強く電磁波を浴びていました。
脳の方は問題がないので、
やはり、電磁波を浴びた為にヘルペスウイルスが活動して、
痺れがでたようです。
今度はヘルペスウイルスに当帰四逆加呉茱萸生姜湯を投与し、
半夏厚朴湯、きゅう帰膠艾湯は同じくだしました。

一週間後に来て、痺れは軽くなっていました。
今度は胆嚢に前癌状態の反応があったので、
半夏厚朴湯を茯苓四逆湯に変えました。
4日後に来院し、痺れはなくなりました。
食後の腹痛もないというし、体調も良くなっているのです。
そこで、茯苓四逆湯、当帰四逆加呉茱萸生姜湯、きゅう帰膠艾湯を
3週間投与しました。
その間に法事があり、
どうしてもご飯をたべなければならなくなり、食べたそうです。
その夜にまた激しい腹痛が起こり入院したそうです。
絶食して点滴して、一日で帰宅したそうです。

その後来院し、やはりまだ米は無理なようでした。
そこで、今度は大建中湯と当帰四逆加呉茱萸生姜湯、
柴胡桂枝乾姜湯を一週間投与しました。
その後痛みは起ってないのです。
やはり、合わないものは、食べない方がいいようですね。
今度、ご飯を食べなければならない時は、
医者からご飯は絶対食べるなと言われています
と話すようにしてくださいとアドバイスしました。
胆嚢の前癌状態の反応は無くなっていました。


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