医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第91回
左の顔が痺れるのです

72歳の人ですが、
一ヶ月前から左の顔が痺れて、治療しているのですが、
治らないというのです。
診察してみると、左側に強く電磁波を浴びていました。
そして顔には、ヘルペスウイルスの反応があります。
これがしびれの原因になっているのです。
ヘルペスには当帰四逆加呉茱萸生姜湯を投与しました。
胃腸には柴胡桂枝湯、鉄などを取り除くのに当帰芍薬散を
一週間投与しました。
寝室にはテレビ、時計が2個、
枕元には電話、針金のハンガーなどがありましたので、
それをすっかり片付けるように言いました。

一週間後に来院し、まだあまりよくないというのです。
電磁波を調べてみると、まだ同じぐらい強く当たっていました。
片付け方が不十分ですというと、
まだ残っているということでした。
ヘルペスには今度は、黄蓮湯を、
この人はB型肝炎の治療をしていましたが、
あまり有効ではないようで、まだ、Oリングテストしてみると
B型肝炎ウイルスの反応があります。
そこで有効な漢方薬を探すと八味丸です。
その他にE型肝炎ウイルスの反応があります。
これも八味丸で効果があります。
それと肝硬変の反応もありますので、
これには調べると、半夏厚朴湯が効果があります。

話しが少しはずれますが、
コレステロールが高い人はどういうわけかほとんどの人に
E型肝炎ウイルスが反応するのです。
検査ででるとかでないとかでなく、
Oリングテストすると反応するのです。
E型肝炎ウイルスが
コレステロールの代謝に悪影響を与えているのでしょうか。

話しをもどして、
黄蓮湯、八味丸、半夏厚朴湯を一週間投与しました。
一週間後に来て、痺れは大分よくなったというのです。
電磁波を浴びていません。
すっかり片付けたというのです。
単純ヘルペスの反応がなくなり、
帯状疱疹ウイルスの反応だけになりました。
こんどはこれには、半夏瀉心湯です。
その他に八味丸と半夏厚朴湯を投与しました。
一週間後には、しびれはなくなりました。
後は、肝臓の治療だけです。


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