第10回
中村天風さんも癌だった!?
新潮社からでている作家のアルバムは、
病気がいつから始まったか、
そしてどのぐらいの期間で亡くなるのかを調べるのに
いい資料となる。
若い時から死ぬまでの写真が年代を追って載っている。
その写真をオーリングテストして
この作家はいつから癌が始まったかを調べていく。
ある作家の癌の反応を調べていると
戦後まもなく原爆ドームを見学してから
癌の反応が出始めたのです。
それまでは非常に健康な状態だったのに。
その作家が見学した時期でも
まだ放射能の影響があったのでしょうか。
それでほとんどの作家は亡くなる十五〜二十年前ぐらいから
癌の反応があるのです。勿論個人差はあります。
実際に見つかるもっと前から癌は存在していたことになります。
空白の期間があるわけです。
空白の期間になんとかするともっといいと思うのです。
最近、中村天風さんのことを書いた本を読みました。
その中に三十才代の天風さんが
インドから帰った頃の写真がのっていました。
この時はどうなのか、オーリングテストをしてみました。
確かに結核菌の反応がまだ両方の肺に反応します。
しかし、それより驚いたのは、肺に癌反応があるのです。
はっきりと反応するのです。
それから、九十二歳で肺ガンでなくなるまで
元気で活動していたのです。
やることをやればこれだけ生きられる。
勇気がわいてくる。
私も生きられる!と思いませんか。
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